旧車やその文化について独自の視点から情報発信するWEB MAGAZINE i-Q JAPAN(JAPANESE OLD BIKERS WEB MAGAZINE)

2017/10/04

GRAVURE

CAFE&OLD STYLE

【魔改倶楽部⑧】邪道or正統派? 目指すは“族カフェ”というジャンルの確立だ!

ち密に、精密にカスタマイズしてきて、いよいよ完成した単車を、いとも簡単に仕様変更して、それもまた成功するというオーナー氏。しかもスタイルは“族”カフェ。これは一度その眼で見てほしい!! 
これを魔改造といったら、カフェレーサーのオーナーたちからお叱りを受けるかもしれない。むしろ、しっかりと作りこまれた良質のカフェレーサースタイルだからだ。

ただ、改造にかける情熱はいい意味で“変態”。なにしろ、ほんの2、3年前までは、まったく別の外装を装着した、まるで別人のような単車だったのだ。

以前の仕様はセレクト外装一式に、イノウエのブルドックを加工して装着しており、全体がかなり角ばったスタイルだった。それが今回の登場では、ふっくらとした丸みのあるシルエットになっている。2台持ちの別の単車です、といわれても全く気が付かないだろう。

その、全体のシルエットに影響を及ぼしているビッグタンクは、名工・ガレージ拳のオリジナルアイテム。最初から中型車が装着することを想定しているため、タンクが主張しすぎない絶妙なサイズ感が魅力的だ。

これに合わせたシートカウルは三和のシングルシート。だが、元々はザッパー用だったので、そのまま装着するとタイヤよりもテールがだいぶはみ出てしまうのだ。やはりカフェの単車がソレではいただけない、とばかりにシートベースの鉄を切って詰めて、タイヤとテールがほぼツライチか、もしくはタイヤ側が少し出る程度に長さを調節している。

これに合わせたカウルもワンオフで製作したもの。ベースはイノウエだが、そのままだと角度によっては頭でっかちな、バランスの悪い単車になってしまう。そこで三分割にして、サイズをミリで調整。全体に調和のとれたカフェレーサーが誕生したのである。

面白いのは、それでもオーナー氏はこのKHを「族カフェ」だといって譲らない点。スマートなだけではない、武骨な“漢”の単車との思いが、根底にはあるのだ。


【オーナー】ショッカー様
装着パーツ
【ハンドル】BEET
【マフラー】DENCO
【ホイール】BEET
【フロントカウル】ワンオフ
【リアショック】ウイングコニー
【シートカウル】三和
【スイングアーム】ウエダ

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