旧車やその文化について独自の視点から情報発信するWEB MAGAZINE i-Q JAPAN(JAPANESE OLD BIKERS WEB MAGAZINE)

2017/10/03

GRAVURE

CAFE&OLD STYLE

【魔改倶楽部⑦】悪く美しい、大人の暴走スタイルを標榜するカワサキ400SS

同時代を走り抜いてきたライバルのサンパチは暴走族や旧車會でも非常に人気車種なのに対し、SSはむしろ純正マニアに人気……。とはいえ、なかにはワルくてシブいSSだって少なからずいるわけで。
こちらのSSも、大人の渋さをビンビンに感じさせてくれるマシンだ。
大人の不良バイク、とでもいったらいいだろうか。カミナリ族やプレスライダーの流れをくんだ70年代の暴走族といえば、主役は大型。限定解除のない時代だから、より排気量の大きな単車を選ぶのは、当然の流れだ。特にカワサキの単車は、その傾向が強い。

もちろん、400や250のライダーにも、こうした改造を施す方は少なくなかったが、ここ最近の70年代の400ccの単車といえば、より純正に寄せていくか、もしくはカフェレーサースタイルでのいじりが主流。あえて暴走族仕様に仕上げてくる人は少数派だろう。

このSSが見事なのは、70年代のカワサキ3気筒で、当時のスタイルを表現している点。新幹線風防の形や角度もピシッときまっているのが素晴らしい。

もちろん、改造とは正解のないものだし、本人が納得していればそれでいいものだが、本当に風防は細部まで気を配らないとだらしなく見えてしまうパーツの最たるもの。ライトとのバランスや上面の湾曲具合、垂れの張り具合など、本当にお手本にしたいくらいのかっこ良さだ。黄ばみ具合も素晴らしい!

車体の塗装も純正のフォルムを活かしつつ、より映えるムラメタにイエローの刀ラインをチョイス。古くて新しい、そして悪くて美しい、大人の不良(わる)い単車だ。

OWNER/まさかつ
装着パーツ
【ハンドル】一番しぼり
【マフラー】スガヤショート
【シート】チョビ三段
【ペイントショップ】RS原田

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