2017/08/31

GRAVURE

高旧車

【高旧車】SUZUKI GS400 ~わずか3色で醸し出すカラーグラデーションの匠~

グラデーションが美しい、テクニカルサービス本多製作のGS。しかしこのグラデーションには、さらなる秘密が隠されているのだった!!
このGSの特徴はグラデーション。フルカウルは上端が白で、下端に進むにつれて紫の濃度が高くなっていく。車体の方は、中央部にもっとも濃度が高い部分があって、アルフィンカバーの下端に向かって白くカラーが変化している。

ここに加わるピンクのEラインが全体のアクセントに。ただ、そうはいってもグラデーションという手法自体が、そう珍しいわけではない。すでに当サイトでも公開している、トライスターズで制作したゴールドスペシャルなど、元ネタは昭和の時代。KHの販促としてショップが製作していたのだから、30年は容易に遡ることができてしまう。

特筆すべきは、このGSは左右でカラーが異なる、という点。バイカラーのリバーシブルなのだ。

左側面は紫のグラデーション。そして右側面は、ピンクと白のグラデーションになっている。そしてこのピンクは、右側面のラインに使用されていたカラーでもある。左側面のラインが紫なのもまたしかり。つまりこれだけ大胆な仕事を、紫・ピンク・白のわずか3色でやり遂げているのだから恐れ入る。

これが赤と黒とか、紫と黄色とか、相反するカラーを使っていればまだ分かりやすいが、ピンクと紫の2色だと最初は気が付かない場合もあるようだ。
しかし、それすらも狙い。あえて色調に大きな変化を付けないことで、全体の調和をとっているのである。ここまで意識を巡らせて製作した単車が、狙いを外すはずがない。見事、名車が完成した。


【車種】スズキ GS400
【ハンドル】極ハンドル
【マフラー】マビムラ管
【ホイール】エキセル
【カウル】TSHオリジナル当時風コミネタイプロケットカウル
【リアショック】ホワイトパワー
【スイングアーム】ウエダレーシング
【カバー類】BEET
【ペイントショップ】パンチィライフ

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