きみは『爆発! 暴走族』を知っているか? ~単車乗りなら見ずには死ねない大傑作~【暴走シネマの天地①】
2017年8月19日
昭和が生んだ暴走族映画の金字塔! “爆発ルック”を生んだ岩城滉一映画初主演作を見よ!
75年に公開された『爆発! 暴走族』という映画をご存じだろうか?
日本におけるカワサキZ2の人気を不動のものにした立役者であり、
役者・岩城滉一の人気を不動のものにした暴走族映画だ。
日本におけるカワサキZ2の人気を不動のものにした立役者であり、
役者・岩城滉一の人気を不動のものにした暴走族映画だ。
主役の岩城滉一はCAROLの親衛隊も務めたバイクチーム・COOLSの副団長であり、これが映画初主演。
団長だった舘ひろしがバイクチームと同名のバンド・COOLSを結成して音楽活動を始めたのとは対照的に、
音楽には全く興味がなかった岩城はこれに参加せず。
東映の上層部からスカウトされたこともあって、ひとり役者の道へと進んでゆく。
元々、CAROLやCOOLSとの関係もあって注目度が高かった岩城だが、
デビューから約半年ほどで主役級の扱いは、映画会社からの期待の高さの現れでもあった。
団長だった舘ひろしがバイクチームと同名のバンド・COOLSを結成して音楽活動を始めたのとは対照的に、
音楽には全く興味がなかった岩城はこれに参加せず。
東映の上層部からスカウトされたこともあって、ひとり役者の道へと進んでゆく。
元々、CAROLやCOOLSとの関係もあって注目度が高かった岩城だが、
デビューから約半年ほどで主役級の扱いは、映画会社からの期待の高さの現れでもあった。
かくして、作品は大ヒットとなった。
その後、続編が次々と製作されていたことでもわかるように、配給元の東映は『男はつらいよ』や『トラック野郎』のような連作を考えていたふしもある。
岩城の人気もさることながら、当時の暴走族ブームがいかに大きかったかがわかる。
制作協力として、ブラックエンペラーやジェロニモ、毘沙門天、マッドスペシャルなどの現役暴走族がスクリーンに登場。
彼らの存在は伏せられるどころか、予告編にもその名が大写しになるほど。
むしろ、ひとつの“売り”ともなっていた。
その後、続編が次々と製作されていたことでもわかるように、配給元の東映は『男はつらいよ』や『トラック野郎』のような連作を考えていたふしもある。
岩城の人気もさることながら、当時の暴走族ブームがいかに大きかったかがわかる。
制作協力として、ブラックエンペラーやジェロニモ、毘沙門天、マッドスペシャルなどの現役暴走族がスクリーンに登場。
彼らの存在は伏せられるどころか、予告編にもその名が大写しになるほど。
むしろ、ひとつの“売り”ともなっていた。
作品の内容としては、ブラックと呼ばれる一匹狼の暴走族・岩城が一大チーム『地獄』との抗争を軸にしながら、
ブルジョアなセクシー軍団とのひと悶着、
元レーサーで暴走族嫌いのショップ店長(なんと千葉真一)との出会いなど、
自由を求めて苦悩する若者の成長譚となっている。
ブルジョアなセクシー軍団とのひと悶着、
元レーサーで暴走族嫌いのショップ店長(なんと千葉真一)との出会いなど、
自由を求めて苦悩する若者の成長譚となっている。
また、この映画で岩城が操るマシンがカワサキZ2。
作中、全身黒づくめ(CAROL~COOLSの革ジャン・リーゼントのスタイルを意識した?)ファッションで登場する岩城だが、
愛機Z2もすべてがブラックという仕様だった。
これが『爆発ルック』と呼ばれ、全国に波及。今でも人気のスタイルとして、多くのZオーナーを虜にしている。
2010年にはDVD化され、ふたたび視聴が可能となった。
いま見るとところどころ驚くようなシーンもあるが、
70年代のエネルギー溢れる秀作であるのは間違いない。
単車好きなら、ぜひ一度ご覧いただきたい作品だ。
作中、全身黒づくめ(CAROL~COOLSの革ジャン・リーゼントのスタイルを意識した?)ファッションで登場する岩城だが、
愛機Z2もすべてがブラックという仕様だった。
これが『爆発ルック』と呼ばれ、全国に波及。今でも人気のスタイルとして、多くのZオーナーを虜にしている。
2010年にはDVD化され、ふたたび視聴が可能となった。
いま見るとところどころ驚くようなシーンもあるが、
70年代のエネルギー溢れる秀作であるのは間違いない。
単車好きなら、ぜひ一度ご覧いただきたい作品だ。
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