バイクの高速料金、高すぎィ!
「軽自動車と同じ料金? いやいや、さすがにそれはないだろ」と思ったこと、ないだろうか。
バイクはクルマより軽いし、道路への負担だって少ない。それなのに料金は軽自動車と一緒。これってどうなの? と思うのは当然だ。
実は今、この問題に動きがある。参議院議員の横沢たかのり氏が「二輪車の高速道路料金の見直し」に取り組んでいるらしい。
ネットでも「タイヤの本数で料金が変わるなら、二輪車も安くしてくれ!」という声が上がっている。確かに、タイヤ2本しかないのに4本のクルマと同じ料金なのは納得いかない。
では、どういう仕組みで今の料金が決まっていて、どう変わる可能性があるのか。ちょっと掘り下げてみよう。
タイヤの本数と料金の関係
実は、高速道路の料金は「車軸の数」が影響する仕組みになっている。
例えば、大型トラックは軸数が増えると料金が上がる。一方で「リフトアクスル」という技術を使って一時的に車軸を減らし、料金を安くする技もある。
つまり、タイヤの数が料金設定に関係しているのは事実。
だったら、二輪車はクルマと同じ扱いじゃなくて、もっと安くしてくれてもいいんじゃないか? って話になるわけだ。
そもそも軽自動車より車体が軽く、道路への負担も小さいのに、同じ料金というのは不公平感がある。
今ある二輪車向け割引とその問題点
現在、バイク乗りのための高速道路割引制度はいくつかある。
主な割引制度
二輪車定率割引(普通車の半額で乗れる! けど期間限定)
ツーリングプラン(ETC限定の割引。設定エリア内を定額で走れる)
どちらもありがたい制度だが、問題は「通年適用じゃない」「ETC必須」「距離やエリアの制限がある」といった点。つまり、全ライダーがいつでも恩恵を受けられるわけじゃない。
「平日も走るけど?」「ETCつけてないんだが?」という声も多いのも当然だわな。
この辺の不満を解消するには、根本的に二輪車の料金体系を見直す必要がある。
料金見直しの動きとライダーの声
横沢たかのり議員は、こうした問題にメスを入れようとしている。具体的には、
ココがポイント
1. 軽自動車と二輪車の料金区分を分ける
2. 全二輪車に対して一律で料金引き下げを検討
3. ETCプランではなく、一般利用者も含めた料金体系の見直し
という流れだ。
ネットでは、「今さらバイクの料金が下がるなんて信じられない!」という声もあれば、「昔からおかしいと思ってた。やっと動き出したか」という期待の声も多い。
バイク乗りの間では、「どうせ一部のETCユーザーだけ得するんだろ?」という疑念もあるが、今回は全ライダーにメリットがある可能性が高い。
もし実現すれば、ツーリング派も街乗り派も恩恵を受けられるってワケだ。
みんなで応援しようぜ!
二輪車の高速料金が引き下げられれば、ライダーにとってはメリットしかない。これまで「高速は高いから下道で行くわ……」と避けていた人も、気軽に高速道路を使えるようになるかもしれない。
料金の見直しはまだ決定ではないが、声を上げることで現実になる可能性はある。横沢議員の取り組みを応援しつつ、SNSやバイク仲間との会話で話題にしていこう。
「バイクの料金が下がったらどこ行く?」なんて話をしながら、実現を待とうぜ!