ご存知のように、サンパチはGSよりもさらに前の世代のバイク。最終世代のB7時代には星キャスやテールランプを共用していたように、GSのお兄さん的存在でもある。
当然、旧車としての人気も高く、絶版車ミーティングなどでは本当にさまざまなスタイルのサンパチを拝むことができる。
タンクの塗装やテールを換装してGSやGS400Lに寄せた仕様であったり、純正タンクやパーツを極力残してレア度をアピールするパターンであったり、はたまた完全にオリジナルなカスタマイズでオンリーワンの仕様に仕上げたりと、サンパチは個性が出やすいバイク。
しかも、2台、3台とバイクを乗り継いできたあとに購入することが多いようで、破天荒な仕様になっている個体を見ることが少ないバイクでもある。
そしてこちらのサンパチは、純正色を残しつつ全体をカスタムするスタイル。
B6タンクにサイドカバーは純正のそれ。サンパチの象徴ともいえるキンタマテールではなくB6から共用となったGSテールがそのまま装着されている。ケツ上げもせず、フェンダーもそのまま。純正の要素がソコソコ高いスタイルではある。
ただしハンドル回りは絞りのアップハンを取り付け、角度を合わせた“新幹線風防”を装着。ハンドル、風防ともに角度が絶妙で、左右のたわませ具合も綺麗に収まっている。
三段シートは下辺にモールを入れた白のレザーを使い、高さも約55センチと、風防の高さも考慮に入れたバランスのいい高さと形に仕上げている。
そして足回りは純正初期のスポークホイールを取り入れ、ブレーキディスクにはトレンチカットを加えた。
さらにスガヤのショート管(!?)やマルゾッキサスなどポイントとなる部分のパーツは赤で統一されているのもポイント。タンクのブルメタとの対比もあって、目を引くアレンジとなっている。
シートをサムアップに変えれば絶版車イベントにも参加できるような仕様で、大人の余裕を感じさせる。
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