i-Q JAPANのプレゼント企画でも目玉賞品として取り上げていたGSX250Eカタナ。
これから旧車バイクに乗ってみたい層にはおススメのバイクで、実際にそういった需要は高い。ただ、昔からカタナが好きでずっと愛機として乗っている方のカスタムは、他のバイクに負けない上質の仕上げがなされていることも多い。
こちらのGSX2540Eカタナも、仕上げに関してはかなり独特で個性的。
まず目に付く白の三段シートはメーター越えの大物で、地面に対して直立しているのが特徴。サイズもさることながら、これだけ真っ直ぐ立っている三段シートは見た目に派手で記憶にも残りやすい。
外装はクリアブルー地にエメラルドグリーンのファイヤーパターン。フロントフェンダーやサイドカバー、テールカウルにもその炎は及んでいる。ダブルディスクや回転灯なども色を合わせて統一感を出している。
フロントカウルもまたなかなかの力作で、ステージをチンチラ張りに。水濡れに弱い生地だがスクリーンに覆われているので雨は当たりにくい。仮に雨風に晒されたとしてもシートほど運転に影響は出ないので、これはなかなか面白いアイディア。
ミラーはメイワのジャガーミラーを採用。四つ輪の旧車に装着されている姿は時おり見かけるが、バイクのカウルに装着されているのは、まぁまぁ珍しい。いかにも「あとから取りけました感」がいい!
そしてヘッドライトは若干デメキンにしてピヨピヨをセット。悪さが前面に出された仕様でカッコいい!
執筆者:i-Q JAPAN編集部