最近の暴走はSNSで仲間を集めて走るタイプが主流になっているというが、ここまでの人数で走って、そしてここまでの人数が一斉に検挙されることは近年なかったんじゃないだろうか。
大坂・岸和田市内の中学生や高校生を含む14歳から17歳の男女53名が、道路交通法違反の疑いで逮捕された。
❝大阪府警によりますと、少年らは去年11月大阪・岸和田市内の道路で原付バイクなど32台に乗り、およそ2.4キロにわたって広がり運転や信号無視などの危険な運転を繰り返した疑いがもたれています。❞
少年たちはおおよそ容疑を認めていて、「現行犯じゃなければ捕まらない」「すごい人数で走れたので楽しかった」「自分たちが世界の中心にいるような感覚になった」などと話しているそうだ。
大阪府警によると、少年のひとりがSNSからバイクの暴走を呼びかけたところ、50人を超える少年少女が集まってきたのだという。
昨年の11月といえば、まだ新型コロナが猛威を振るっている頃。なかなか遊びに出ることもできないフラストレーションが、ここまでの人数を集めた原因だろう。
そして、約1年ものあいだ放置されたのは、暴走に参加したのが53名と近年の暴走案件のなかでは際立って人数が多かったことに加え、新型コロナ禍が捜査に影響を与えたことが考えられる。
この1ヵ月ほどで暴走に関する検挙の報道が急激に増えているのも、新型コロナの影響と無関係ではないだろう。
とはいえ、だからといってニュース映像にあるような歩行者を危険にさらすような運転をしてよいわけではない。さらにいえば、「現行犯でないと捕まらない」というのは過去の話。最近は確たる映像が残されていたら、誰が撮影したかに関わらず証拠として採用される。
バイクカスタムとしての族車文化は後世に伝えるべきものだが、あまりに乱暴な運転は決して褒められたものではない。しっかり罪を償い、今回の件を教訓として今後の人生に役立てていただきたい。
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