コラム

【昭和レトロ】アノごみ箱についてサクッと調べてみた件がサクッとしすぎだったので調べ直した件

前回の記事で「キャビンのゴミ箱」について語ったら、編集長から「おい、他の銘柄もあっただろ! あとマイセンをナイガシロにするな!」って怒られちまった。

確かに、当時のヤンキーたちの部屋には、キャビンだけじゃなくて、いろんなタバコ銘柄のゴミ箱が鎮座してたっぽいんだよな。今回は、その辺りを改めて掘り下げてみようと思う。

 

マイルドセブン(マイセン)のゴミ箱

まずは「マイルドセブン」、通称マイセンだ。

あの星が散りばめられたパッケージデザインは、シンプルながらも一度見たら忘れられないよな。マイセンのゴミ箱も販促品として存在していて、当時のヤンキーたちの間で人気だったんだ。

ちなみに、マイルドという表示は健康被害が少ないとの誤解を招くとして、EUなどではたばこに用いることが禁止されているとか。

そうした影響もあってか、JTは2013年に名称を「マイルドセブン」から「メビウス」に変更したぞ。

 

KENTのゴミ箱

次に「KENT」だ。世界初のフィルター付き煙草と言われるこのタバコ、白を基調としたシンプルなデザインが特徴的で、大人っぽさを感じさせるブランドだった。

商品名のケントは、ケントを最初に発売したロリアード・タバコ社のかつての社長であるハーバート・ケントに因んでいる。

また、古城が数多く現存する英国ケント州にも因んでいて、それでパッケージの封緘紙の部分に古城のロゴが描かれていたんだそう。

そのKENTのゴミ箱も存在していて、シンプルながらもスタイリッシュなデザインが、部屋のインテリアとしても映えそうだよな。

 

LARKのゴミ箱

そして「LARK」。赤いパッケージに白い文字が印象的で、ちょっと渋めのイメージがあったよな。LARKのゴミ箱も販促品として配布されていて、その渋さがヤンキーたちの心を掴んでいたんだと思う。

かつて「SPEAK LARK」の合言葉でお馴染みだったテレビコマーシャルをリアタイで見てた人なら、錚々たるスターが洋画よろしく登場していたのも覚えているはず。

ジェームズ・コバーンやピーター・グレイブス、ミッキー・ローク、トム・ベレンジャー、また007シリーズのジェームズ・ボンド役で活躍したロジャー・ムーア(3代目)やティモシー・ダルトン(4代目)、ピアース・ブロスナン(5代目)などなど。今考えるとすげーよな。

ちなみにLARKとキャビンのデザイン、お互いによく似てるけど何らかの関連性があるとかないとか……。

 

他にもこんな銘柄が!

他にも「セブンスター」「ホープ」など、調べてみたら出るわ出るわ……。ホント、さまざまなタバコ銘柄のゴミ箱が存在していたんだなぁ。

それぞれのブランドが独自のデザインでゴミ箱を作っていて、ヤンキーたちは自分の好みやスタイルに合わせて選んでいたんだろう。

 

まとめ

というわけで、当時のヤンキーたちの部屋には、キャビンだけじゃなくて、いろんなタバコ銘柄のゴミ箱が置かれていたんだ。それぞれのデザインやブランドイメージが、彼らの自己表現の一部として機能していたんだろうな。今となっては懐かしい思い出だけど、こういったアイテムを通じて当時の文化や価値観を振り返るのも面白いもんだ。

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