今ではすでに生産中止となっている、マークⅡ、チェイサー、クレスタの、いわゆるマークⅡ3兄弟。販売チャンネルに合わせてコンセプトや仕様を微妙に変えて共存してきた。
型式でいうところのGX61あたりから人気に火が付き始め、71で一気にブレイク。時まさにバブル景気の真っただ中、さらに後継の81は、それまでの販売台数を塗り替えるレベルで売れまくった。 “ハイソカー”がブームになっていた時代だ。
この3兄弟は、それぞれに異なるエンブレムを装着していたのだが、エンブレムにちゃんとした意味があったことをご存じだろうか。
初代がコロナ・マークⅡとして世に出たのが1968年だが、既にこの頃からエンブレムは装着されていた。そのエンブレムというのが「盾」のマーク。
そしてクレスタのエンブレムには「弓矢」のマーク。
さらにチェイサーのエンブレムは「兜」をデザインしたもの。
3兄弟それぞれに武具を掲げているのだが、そもそも武具とはいずれも兵士の所持品。そして兵士には守るべき存在がある。それが「国家」であり、「国王」だ。
その国王にも装飾品がある。
王冠~クラウン~!
つまり、マークⅡ、チェイサー、クレスタの3兄弟が王であるクラウンを守っている図式というか、裏設定があった!
ここ数年で割と聞くようになった話ですが、意外と知れ渡っていなさそうなので記事にしてみました。
ちなみに、あくまでも裏設定ですので公式発表などはありません。あしからずご了承ください。