【CAFE&OLD STYLE】KAWASAKI Z400FX~様々なレアパーツをチョイスした耐久レース仕様のカフェ~

2017年8月10日

耐久レース・スタイルを標ぼうするスタイルは、カフェレーサー・ブームのなかでも人気のスタイル。これを、パーツのチョイスで品よくオシャレにまとめ上げたFXを紹介したい.


カフェレーサーとひと口に言っても、スタイルはさらにいくつかに分かれる。まず、発祥の英国式を範としたロッカーズのスタイル。

日本でも一世を風靡したSRベースのカフェレーサーは、このカテゴリーに入るだろう。カウルレスなスタイルが多く、見た目もクラシカルにデザインしがちだ。


70年代になるとこれがさらに進化し、ロケットカウルにシングルシート、バックステップを装着したスタイルが誕生。

一般的には、この時代の単車をイメージしたカスタムが多いのではないか。

ちなみに、旧車會でいうロケットカウルはフルカウルやハーフカウルの総称として使われることが多いが、ここでいうロケットカウルは、文字どおり砲弾のようなタイプのものに限定するのが通例だ。


そしてもうひとつが、耐久レース仕様ともいうべきデュアルライトのカウルを装着したスタイル。

カフェレーサーという概念のなかの、カフェの要素が強かったのが60年代なら、レーサーの部分がより強くなっていったのが、70年代後半からのスタイル。

ここに紹介しているFXが、まさにこの耐久レース仕様なのだ。


装着パーツがまたすごい。ヒロセのデュアルカウルにセレクトのタンクシート、BEETのキャストホイールにコニーのリアショックなど、ほぼフルコースといっていい装備だ。

なかでもパーツマニアのスタッフが興奮気味に語っていたのが、ヤマモトレーシングのアルミマフラー。

“弁当箱”と呼ばれるこのタイプのマフラーは、滅多に見ることないもの。こうしたパーツのひとつひとつに凝るのが、カフェスタイルのだいご味でもあるのだ。

■装着パーツ
【車種】カワサキ Z400FX
【ハンドル】GOOD-MAN
【ホイール】BEET
【カウル】ヒロセ デュアル
【リアショック】コニー
【スイングアーム】ウエダレーシング
【スタビライザー】デイトナ

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