世の中、どこにでも「走り屋」はいるものだが、韓国の暴走族がちょっと気になっている。
なんでも、朝鮮動乱記念日に暴走行為が行われたとか。
日本でもバイク好きが集まってイベントやツーリングを楽しむ文化はあるが、「記念日」に暴走とは、なかなかのクセ者たちだ。どうやら韓国ではSNSを駆使した新しい形の暴走族が増えているらしい。
俺も知らなかったんだけど、韓国の暴走族事情を調べてみたら、色々と面白いことが分かったぞ。ヤンキー文化が好きな愛旧ジャパンの読者なら共感できる部分も多いはずだ。とはいえ、あっちもやっぱ危ないんだよな、って思った。ここから、その実態を一緒に見ていくぜ!
韓国の暴走族が増える背景
韓国では近年、暴走族の存在が徐々に増えているというニュースがちらほら聞かれる。
その理由の一つに、都市部の発展や車社会の普及が挙げられる。若者たちがストレスを発散する場として、暴走行為を選んでしまうらしい。バイクを持つのが一種のステータスになっていることも、暴走族が盛り上がる理由だと言われている。
ただ、日本のヤンキー文化のように派手なファッションや改造車で目立つというより、韓国の暴走族はSNSを通じてひっそりと集まるのが特徴だ。表に出て目立つより、ネットで仲間を募って走るスタイル。これ、なんか現代っぽくて興味深いよな。
SNSで仲間を募る「デジタル暴走族」
韓国の暴走族は、「インスタ映え」とは真逆の路線を進んでいる。
SNSでは暗号や隠語を使って集合場所を指定し、メンバーやギャラリーを集めるそうだ。日本の旧車會が堂々と公道を走るのとは対照的で、韓国の暴走族はかなり秘密主義だ。これには韓国の法律が厳しいことも影響しているらしい。
例えば、「光州で〇〇するぞ!」という投稿があると、仲間内だけが理解できるコードで具体的な時間と場所が共有される。
これ、まるで秘密結社みたいでちょっとワクワクするけど、やっぱり迷惑行為には変わりない。ギャラリーまで集めて騒ぎを大きくする感じは、日本の昭和ヤンキーと似てるよな。
警察の対応が追いつかない現実
意外だったのが、韓国警察がこの暴走族問題にあまり積極的でないことだ。
取り締まりに力を入れている日本とは違って、韓国では「暴走族の解散」に重点を置いているとか。実際、韓国の警察は暴走族を取り締まった経験が少なく、どこか手探りな状態らしい。
日本では警察がパトカーや白バイを駆使して追いかけ回すのが定番だが、韓国ではそこまで激しく取り締まることは少ないようだ。
その結果、暴走族がやりたい放題になりやすい環境があるんだとか。これ、放置してるとさらにエスカレートしそうで心配だよな。
朝鮮動乱記念日に暴走行為
特に物議を醸したのが今年の6月25日、朝鮮動乱記念日に光州で行われた暴走行為だ。
この日は韓国にとって歴史的に重要な日で、一般的には厳粛に過ごす日とされている。それなのに、その日に暴走ってどういう神経なんだろうな。参加者たちはSNSで「歴史に刻まれる暴走をしよう」と煽っていたらしい。
歴史を冒涜していると批判される一方で、一部の若者には「カッコいい」と映るのが現実。ここ、日本の昭和時代のヤンキー文化と重なる部分がある気がする。何かに反抗したい気持ちはわかるけど、やっぱりやり方が違うんじゃねーかなぁ。
韓国の奴らもやってくれるけど、やっぱ危ないよな
こうして見ると、韓国の暴走族事情は日本のヤンキー文化と似ているようで違う部分が多い。それでも、仲間を集めてバイクで駆け抜けるというスタイルは普遍的なものなのかもしれない。ただ、SNS時代の暴走族はデジタルを駆使している分、警察も一般市民も振り回されがちだ。
俺たち旧車會好きとしては、自由にバイクを楽しむ文化は大切にしたい。でも、こういう危ない行為には賛成できないよな。韓国の奴らもやってくれちゃってるけど、事故やトラブルが増えないことを祈るばかりだわ。