こちらをご覧いただきたい。
CBXのタンクに無造作に貼られたステッカーだが、これぞコール達人の証、「音職人」の認定ステッカーだ。
単車のオーナーは香川の杉田さん。
数々のハードルをクリアした、選ばれし者だけが所持できるステッカーだ。
3月4日のTwitterで、こんなツイートを発見した。
メルカリ等で偽ステッカーを販売している人がいます。
白タメイケ、音職人認定、ビシキマ、
70Groupは売りに出していませんので
購入はしないで下さい。
また出品している人など知っていましたら
ご報告お願い致しますm(__)m
努力し結果に繋がるステッカーです。
リツイートお願い致します pic.twitter.com/mRbqBGrum0— たっつん (@1756062) 2018年3月3日
どうやら、偽物のステッカーを本物と偽って販売しているらしい。
今回のコレは、本物と偽って売っているのがミソ。まったく違ったデザインで「音職人」という切り文字ステッカーを販売しているところは、昔からある。
本来ならソレもダメなのだが、そっちだったら貼る側も、周囲の単車乗りも「音職人という文字が入っているな」としか見ない。認定のステッカーじゃないから。
ただ、本物と偽って売っているとなると話は違う。
コピー、偽物がまわっています。
購入お気をつけ下さい。
本物ではありません。シェア、拡散お願いします。#音職人 #70GROUP #タメイケ#ビシキマ #センバツ pic.twitter.com/fACXNhqrly
— 70GROUP☆なおとさん (@senbatsu_7010) 2018年3月3日
こうしたステッカーは、誰も彼もが手に入れることができないモノ。だから価値があるし、周囲も憧れる。
こうした注意書きも。
コピーステッカー。購入注意。
認定されてなく貼られてる方
見つけ次第剥がさせてもらいます。#音職人 #タメイケ #センバツ #ビシキマ #70Group #メルカリ #拡散 pic.twitter.com/lr8JVe9kSA— たっつん (@1756062) 2018年3月3日
出品者はハッキリ本物と言っている!
旧車會系のステッカーを専門に扱う旧車會系のステッカーを専門に扱う旧車會.comの藤澤代表も、この問題に頭を悩ませているひとり。
この問題は昔からあって、かつては名門チームのコピー商品が横行していたが、最近では旧車會のステッカーも同様なのだという。
「デザインを丸々パクって質が悪いステッカーを販売している悪質な業者もいるみたいですね。メルカリは匿名で出品できるから、なかなか本人特定も難しい」
と、サイト側の管理の甘さを指摘する。
▼ベースが白の『タメイケ』認定ステッカーも販売されていた。本物はまずオークションサイトには出てこない
※コピー防止のため画像の一部を加工しております
判別方法は、「材質」と「サイズ」だという。
「業者によって扱う素材が違うから、プロが見たら一発で判別できます。あとはサイズ。雑誌や実際の車体に貼ってあるステッカーの写真からデザインしているから、完全な再現はほぼ無理だと思います」
とのこと。認定を受けていないステッカーを貼って走るのは、無免許運転で走っているようなモノ。結局、恥をかくのは自分だから、近寄らないことを強くおススメしたい。
▼ステッカーのコレクターも全国にいる。彼らがその被害に遭わないことを祈りたい
※写真はイメージです
執筆者:i-Q JAPAN編集部