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【タコ踊り】えっ令和の今も踊ってる人いるの? もう伝統芸能みたいなもんじゃね?な件【みんなも踊ろう】

この記事を書いたのも、もう7年前かぁ……(しみじみ)。

……なんて思い出にひたってる場合じゃないっつの。

暴走族といえば、派手な改造バイク、独特のファッション、そして「コール」。

その中でも「タコ踊り」は、ヤンキー文化の象徴的なパフォーマンスだ。

しかし、これが一体どこから来たものなのか、実は意外と知られていない。俺も最初はただの「テンション高いダンス」くらいに思っていたが、調べてみると奥が深かった。今回は、そのルーツと歴史を、愛旧ジャパン読者のみんなと一緒に探ってみたいと思う。

 

そもそもタコ踊りって何?

まずは基本からだ。タコ踊りとは、暴走族が集会やイベントで見せる独特の動きだ。片手を突き上げ、もう片方をクネクネと曲げて、まるでタコが海中を泳いでいるかのような姿を再現する。これを群れでやると、周囲の注目を一気に集めることができるわけだ。

だが、「何でタコなの?」という疑問は残る。調べていくと、この踊りは単なるユーモアやノリではなく、暴走族の「結束」と「威圧感」を表現する手段だったことが分かった。

 

起源はヤクザ映画!?

驚くべきことに、タコ踊りのルーツは昭和のヤクザ映画にあるらしい。

特に注目されるのが、1960年代から1970年代にかけて流行したアクション映画のワンシーン。俳優たちが腕をクネクネさせながら敵を威嚇するシーンが、暴走族たちの心を掴んだという説がある。

当時のヤクザ映画は、ヤンキーたちにとって「男らしさ」の教科書のようなものだった。映画の中で描かれる派手な動きや威勢の良さが、暴走族文化に深く影響を与えたのだ。

 

地域によって違うタコ踊り

さらに面白いのが、タコ踊りにも地域差があることだ。

関東では腕を大きく振り回すスタイルが主流だが、関西では腰の動きが加わるなど、微妙にアレンジが異なる。これも、地域ごとの暴走族文化が反映された結果だと言われている。

さらに、愛旧的にはおなじみの旧車會の集まりでも「タコ踊り」は頻繁にみられる。若い頃に暴走族だった人たちが、懐かしさを感じながら踊る姿を見ると、時代を超えたヤンキー文化の強さを改めて感じずにはいられない。

 

昭和から令和へ、進化するタコ踊り

昭和の暴走族たちにとって、タコ踊りは「勢い」と「団結」を象徴するものだった。しかし、令和の現在では、SNSを通じてそのパフォーマンスが拡散され、時にはエンタメとして楽しまれるようになっている。

特にTikTokでは、若い世代がタコ踊りをアレンジして投稿しているのをよく目にする。

令和のタコ踊りは、純粋なパフォーマンスとして受け入れられつつあるのだ。これには、当時の暴走族たちも「時代は変わったな」と苦笑いしそうだ。

 

まとめ:タコ踊りの未来に期待?

暴走族の文化は、時代とともに形を変えてきた。だが、タコ踊りのような独自の表現は、どこか憎めない魅力がある。

これからも進化を続け、昭和から令和、さらには未来へと受け継がれていくのだろう。

最後に一言。「俺も踊ってみたけど、腕がめっちゃ疲れたぞ!」

読者のみんなもぜひ試してみてほしい。ただし、周囲の迷惑にはならないようにね。

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