東日本大震災からの復興を支援するために立ち上げたバイクミーティングイベント『オートバイフェスティバルin東北2024』が、宮城県亘理町のわたり温泉鳥の海駐車場で開催された。
未曽有の大災害からすでに13年が経過し、都市の機能としてはかなりの部分が復活してはいるようだが、住民レベルではまだ全てが元通りとは言えない状況が続いている。
バイク乗りの立場から、同じ東北の復興にひと役買おうと同イベントを主宰してから、今回で第6回を数えるまでに。
第1回では参加していたバイクも百数十台ほどだったが、今や1000台近くのバイクが参加する一大イベントに成長。東北各県に留まらず、関東圏からも多くの参加者が詰めかけた。
旧車・絶版車が中心も、基本的にはオールジャンルのため若者世代やファミリーでの参加も目立った。同好の士が集まるのももちろん楽しいが、次世代を担う若者が参加できる形を取っているのは素晴らしい。
この日はゲストもパタパタママのしもにーこと下地博文に、15万フォロワーを誇る歌い手のCha'R(ちゃる)など若者にも、ミドル世代にも配慮した充実のラインナップ。いずれも、さすがのパフォーマンスでギャラリーを魅了した。
一方、会場を埋めたバイクは実に多岐に渡り、アメリカンや原チャリ、4ミニなども参加。旧車カスタムのカスタム手法も様々で、純正を保ったオリジナルのスタイルからカフェレーサー、そして族車スタイルと、多くのバイク乗りが思い思いのバイクで集まっていた。
最後は天候不良により時間を繰り上げてのイベント終了となったが、イベント自体には誰もが満足したことだろう。参加が楽しみなイベントは、決して多くない。来年以降も、継続して続けてほしいものだ。
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