東北6県の旧車會・旧車好き・単車好きが集まって結成された『東北連合』。宮城県で開催されるサーキットイベント、NM5の運営にも大きくかかわっていて、“東北の単車を全国に、全国の単車を東北に”のスローガンのもと、活発に活動している有志の集まりだ。オーナーの車種も様々で、CBXからGS、サンパチ、バブからFX、CBRと指向性も幅広い。コアなパーツコレクターや改造マニアもいて、他地域にも決して引けを取らないクオリティーの単車が揃っている。百聞は一見にしかず。まずはとくとご覧あれ!!
目次
- MEMBER(メンバー)
- 黒ちゃん(HONDA CBX400F)
- しょんつぁん(HONDA HAWKⅡ)
- トミ(SUZUKI GS400)
- 鈴木啓介(KAWASAKI Z400FX)
- 塾長(HONDA CB400FOUR)
- 森 航(24)(KAWASAKI Z750D1)
- キクチ(KAWASAKI ゼファー400)
- 小笠原祥太(HONDA CB250T)
- つなまよ(HONDA CB250T)
- ゆーや(HONDA CBR400F)
- 本多功平(SUZUKI GS400)
- 幕田達也(HONDA CBX400F)
- 佐藤拓也(HONDA CBR400F)
- G☆TAKU(SUZUKI GS400E)
- タカオ(HONDA CB250T)
- マサカズ(SUZUKI GT380)
- テラカワ(SUZUKI GT380)
- けん太(SUZUKI GT380)
- りょう(SUZUKI GS400)
- けたぽん(HONDA CBX400F)
- しゅーた(HONDA CB250T)
- けちょん(19)(KAWASAKI ゼファーχ)
- 440(KAWASAKI ゼファーχ)
- ひろき(SUZUKI GSX400FSインパルス)
- 宮城のちゃれーな(YAMAHA GX400)
- りかやん(HONDA CB250T)
- カツヤ(HONDA CB400N)
- たかお☆ゆうと(HONDA CB250T)
- ユキピー(HONDA CBX400F)
- ボス(HONDA CBX400F)
- 大っ君(HONDA スーパーホークⅢ)
- ユンボ(HONDA CBX400F)
- マミ(HONDA CBX400F)
- おさむ(HONDA CBX400F)
- ヒロキチ(SUZUKI GT380)
MEMBER(メンバー)
黒ちゃん(HONDA CBX400F)
Ⅱ型純正カラーで全体をまとめあげ、赤フレームでスタイリッシュにキメたCBX。マフラーはコールに定評のある『プリティーブレッド管』をセレクトし、足周りやE/Gカバー類といった至る所にメッキ加工を施している。今後の予定はデュアルカウルを外して、メッキパーツをさらに増やすとのことだ。
所属チーム:獄楽寿
しょんつぁん(HONDA HAWKⅡ)
宮城の旧車ショップ「endomotors」が手掛けた、白を貴重とするHAWKⅡ。ダイナミックなイノウエカウルを装着し、マフラーやマルゾッキの赤をアクセントに。オーナーは外装の白の維持するのに苦労しているそうだ。今後はオーディオを装着予定。
所属チーム:I.E.C.motors
トミ(SUZUKI GS400)
当時の雰囲気を感じさせるGS400の登場! 風防の取り付け方しかり、鬼ハン気味の取り付け角度しかり、70年代を意識している車両といえるだろう。発売当時から大人気のミスティクロスは今の時代も健在だ!
所属チーム:I.E.C.motors
鈴木啓介(KAWASAKI Z400FX)
オリジナリティ溢れる改造を施したZ400FX-E4。カラーリングは純正を維持し、大人仕様で撮影当日も異彩を放っていた。当時物を選択するセンスも素晴らしいが、白のチョビ三がヤンチャ心を忘れてない。全てのバランスが考えられたFXだ!
所属チーム:I.E.C.モータース
塾長(HONDA CB400FOUR)
ツーリングには持ってこいのアーミーバックを装備し、全体的にカスタムが加えられた真紅のフォア。ワンオフのチョビ三をセレクトしているところに攻めの姿勢を感じる。今後はハヤシキャストを投入予定!
所属チーム:I.E.C.モータース
森 航(24)(KAWASAKI Z750D1)
大人仕様で撮影に参加してくれたのは、オリジナルのタイガーカラーを基調としたZ750D1。特に手の込んだカスタムはしていないようだが、シンプルでも十分にカッコイイ一台だ。オーナーの一言コメントは「いつかはZ2に」。
所属チーム:I.E.C.モータース
キクチ(KAWASAKI ゼファー400)
こちらをみてXJって思った人は……ブーーーー! 実はXJのYSPカラーを流用しているゼファーなのだ!! 外装に合わせて三段シートやフレームホイールに赤を使用し、全体をまとめあげた。まだ若いのに自分でカスタムする楽しみを知ってるな。素晴らしい!!
小笠原祥太(HONDA CB250T)
トロピカルなカラーリングが今どきで、オシャレな雰囲気を醸し出しているバブ。あちらこちらに散りばめられた蛍光色やキャンディーカラーも、色をきちんと統一して全体のバランスを整えている。シートに装着しているおもちゃの刀までもだ(笑)。
つなまよ(HONDA CB250T)
トロピカルカラーで目立ちまくりのバブ! こちらのオーナーはつなまよチャンだ。ストリート系のキャップをかぶり、単車のカラーに合わせたジャージを着ている可愛らしい女の子だが、単車の改造はかなりイカつい。何よりもこの三段シートとテールの角度が男顔負けだ。
ゆーや(HONDA CBR400F)
オーナーは宮城を代表する旧車ショップ「endomotors」の代表。さすがはショップの看板車両なだけあって、自身の単車も細かい所まで手が加えられている。ホンダ特有のトリコロールカラーでインパクトのある見た目へと仕上げてみせた。そしてオーナーのこのポーズは自信の表れだろう(笑)! どや!!
所属チーム:エンドウモータース
本多功平(SUZUKI GS400)
以前i-Q JAPAN内で調査した「2017年度旧車會人気車種ランキング」で2位を誇るGSが、ここ宮城でも登場だ! シンプルにまとめたカスタムペイントに三段シートは、ライトなカスタムにも見えるが、細かいパーツのセレクトに緻密な計算がうかがえる。純正のパーツをMIXすることで大人の雰囲気を演出しているぞ!!
幕田達也(HONDA CBX400F)
最近あまり見なくなった国内物の純正赤ソリッドだが、オーナーのセンスでガラリと変わる車両ともいえるだろう。トータルバランス的にはカラーリングを含め、おとなしめだがCBXは何をやってもカッコイイ! 現存数が少なすぎる車両だけあって今後も大事にしていただきたい。
佐藤拓也(HONDA CBR400F)
絶版車系のミーティングにも参加できる大人な仕様のCBR400F。テールカウルは安定のBEET、マフラーはワルツ機械曲げをセレクトし、シンプルさにこだわった。今後の予定が「なし」と書いてあるので現状を維持するのだろう。
G☆TAKU(SUZUKI GS400E)
奇抜な外装ペイントはファッションブランド『HYDROGEN』をモチーフにし、全体を見てもオシャレに仕上がっているGS400E。ホイールにはセブンスターを履かせ、マフラーは68サイクロンのワイズバージョンと装着パーツにもこだわりを感じる。ちなみに単車にまたがっている若きギャングはオーナーの息子さんだ!
タカオ(HONDA CB250T)
赤と白を基調とした紅白カラーのバブが登場。前と後ろをグッと持ち上げ、攻撃的に仕上げることで不良(ワル)っぽさを倍増させている。ハンドルはワル絞り、三段シートは川口製、マフラーはシンガシメガホンといった定番どころもしっかり押さえた。
マサカズ(SUZUKI GT380)
ヤラレ具合が絶妙で男らしいサンパチの登場! オーナーはこのスタイルを10年前から突き通しているそうで、そのこだわり具合は各パーツを見れば分かる。マフラーはスガヤロング管、ホイールはメルバキャストをチョイス。今後の予定は「もっと汚くする」とのことだ。
所属チーム:RING
テラカワ(SUZUKI GT380)
黒がメインで赤銀ラインが渋い。もう、男らしさが溢れでている! 実はこの車両”火を噴くサンパチ”としても、雑誌で取り上げられるほどの有名車であり、オーナーは宮城県で行われる旧車會イベント『NM5』の主催者でもあるのだ。シートにちょこっと乗っているのは、息子さんのゆう君。お父さん的にやっぱり将来は、単車に乗って欲しいのかな??
所属チーム:仙台 楊貴妃
けん太(SUZUKI GT380)
状態もよく綺麗なサンパチを発見! 外装は落ち着きのあるカラーリングで、タンクと風防のタレに施されたラインで個性を演出している。直立風防にチョビサン、リアフェンダーフラップ等を装着し、全体で見たときのバランスもいい!
所属チーム:東北連合
りょう(SUZUKI GS400)
暴走族の代名詞で絶大な人気を誇る富士日章カラーのGS。チャンピオン風防にファイヤーパフォーマンス管、星キャスを装着し、現役さながらのワルさを演出している。外装カラーの詳細は「ヤレル塗装」と記載してあった(笑)。
所属チーム:東北連合
けたぽん(HONDA CBX400F)
Ⅱ型の純正カラーに紫のチンチラ三段シートを装着することによって、当時の雰囲気を醸し出しているCBX。オーナーお気に入りのポイントは「昔っぽいとこ」。なんと宮城県でも数台しか残っていない、「宮」ナンバー車。車検を切らさず継続している証しだ。コメントは「壊れそうだけどよろしくね!」
所属チーム:東北連合
しゅーた(HONDA CB250T)
濃い目のパープルと真っ赤な三段シートで漢らしくカスタムした暴走族仕様のバブ。ロケットカウルは長過ぎず、短過ぎず、丁度いいものをセレクトしている。そして何よりも気になるのは、オシャレなオーナーとワルい単車とのギャップだ(笑)。今後の予定は「フルメッキ」とのこと。
所属チーム:アクセル
けちょん(19)(KAWASAKI ゼファーχ)
ZⅡカラーに紅白の三段シート、赤スクリーンの風防を装着し、全体を赤でまとめ上げたゼファーχ。風防のブチ上げならぬ"プチ上げ"で個性を演出している。今後の改造予定は「ブチアゲ」? さらなるバリバリの仕様を期待したい!
所属チーム:アクセル
440(KAWASAKI ゼファーχ)
東北連合が主催する旧車會イベント『NM5』のロゴをタンクに描いたゼファーχ。デモ車並みの車両には旭風防、大川製三段シートなど大手メーカーのブランド品が装着されている。今後の予定は「最後のブチ上げを作る」とのこと。タンク上部に描かれた謎の模様は宮城県の形だった(笑)。『NM5』が開催されるサザンサーキットの位置情報まで描かれているぞ!
所属チーム:アクセル
ひろき(SUZUKI GSX400FSインパルス)
かなりカスタムされたGSX400FSインパルス。青×白をメインにし、要所に赤、黄を入れることでバランスよくオシャレに仕上げてみせた。コチラのオーナーは宮城の『オールスタージャパンレーシング』に所属している旧車マニアで、他にZGPも所有しているそうだ。ZGPも見てみたい!!
所属チーム:ASJR、三好一家
宮城のちゃれーな(YAMAHA GX400)
旧車會車種では珍しいYAMAHA・GX400のオーナーは宮城のちゃれーな。外装はムラサキメタリックカラー、そしてタンクに自身の名前をペイントして個性的に仕上げている。今後は「CBXに乗りたい」とのこと。それはそれで楽しみだ!
所属チーム:うんばぁ姉妹、東北連合
りかやん(HONDA CB250T)
色気全開お姉さんが所有するバブの登場だ! 純正カラーに 茶色のタックロール、ゴールドのコムスターが渋くてカッコいい!! そして、実はこの風防の角度。最近人気の角度でもある。今後の改造予定は「シートを白のチョビ三にしたい」とのこと。印象がガラっと変わりそうだ。
所属チーム:東北連合
カツヤ(HONDA CB400N)
通称"寿カラー"ことR仕様のCB400N。キャブのセッティングにもこだわっているとは、若くしてメカニッカーの匂いがするぞ! ハンドルはトロピカルハン、マフラーはヤシメガをチョイス。オーナーのお気に入りポイントは「ヤシメガ、裏コム」だそうだ。
所属チーム:仟本櫻
たかお☆ゆうと(HONDA CB250T)
通称"寿カラー"ことR仕様のCB400N。キャブのセッティングにもこだわっているとは、若くしてメカニッカーの匂いがするぞ! ハンドルはトロピカルハン、マフラーはヤシメガをチョイス。オーナーのお気に入りポイントは「ヤシメガ、裏コム」だそうだ。
所属チーム:仟本櫻
ユキピー(HONDA CBX400F)
かなりまとまっていてハイレベルなCBX! 要所に加えられたゴールドメッキがゴージャス感を演出していてカッコいい。そして外装のカスタムペイントやラインにもこだわりを感じる。次はいったいどんな改造をするのだろうか楽しみだ!
所属チーム:仟本櫻
ボス(HONDA CBX400F)
ちびっこギャングが跨るCBX400Fは、チーム内の「ゆきぴー」さんと兄弟仕様だろう。外装カラーは紫を基調にゴーストフレアーを取り入れるなどで個性を演出している。装着パーツもマニア納得の逸品が多数。もしかして、カメラマンをその銃で撃ったりしてないよね(笑)?
所属チーム:仟本櫻
大っ君(HONDA スーパーホークⅢ)
外装は当時のままのオリジナル・スタイルを守っているたっ君さん。タンクはもとより、サイドカバーまで当時のままのオリジナルを残している。ただしホイールは黒コムの19インチ、メッキのエンジンカバー、シリンダーの赤塗装など、エンジン回りなどは様々な車体から引き継いだパーツも随所に散見される。マフラーは84メガホン。スイングアームはウエダレーシング製。リアショックは、もちろんマルゾッキだ!
所属チーム:仟本櫻
ユンボ(HONDA CBX400F)
厳密にはピンクとパープルの2本巻きなんだろうけど、そこにプラス1色加えられたライトブルーの使い方が上手! サイドのアルフィンカバーやテールカウルの隙間を埋める色の使い方は、参考になりそう。スタビライザーとエンジンガード、ハンドルグリップ、タンデムバーといった小物パーツを赤で統一しているのもオシャレ! デュアルのカウルはあまり高さを出さず、三段シートも寝かし気味にセットして高さを合わせている。
所属チーム:仟本櫻
マミ(HONDA CBX400F)
ソリッドレッド、通称“赤ソリ”外装でアンコ抜きシートと、純正風のシルエットながらゴリゴリに手を加えているCBX。足周りは550に換装してダブルインボードをメッキ加工、前後カウルにサイドカバーはBEETで統一。バックステップもBEETのプロポジションを装着。ホワイトパワーのリアショックに限定のコブラ管と、パーツのチョイスがいちいちシブい! さらにエンジンもフルO/H済で絶好調なうえにピッカピカ。ここまでやる女性オーナーがいるのか、というちょっとした驚きすら感じさせる。今後はBEETのビキニカウル&セパハン装着でさらにカフェ化する予定だとか。どこまでシブいんだ!!
所属チーム:東北連合
おさむ(HONDA CBX400F)
“大人仕様”を標榜するおさむさんのCBXは、おっしゃる通り華美なパーツで装飾することは避け、全体のシルエットを極力純正ルックに寄せた仕上げ。外装はⅠ型を基準にリペイントしつつ、ホイールはⅡ型のブラックをベースに。こうした、ちょっとしたアレンジも大人の余裕といったところか。そしてオーナーご本人が一番気に入っているのが、「宮」ナンバーだという点。発売当時から車検を切らさず所有してきた証でもある。時間だけは、どうあがいても手に入れることができない宝物、というわけだ。
所属チーム:東北連合
ヒロキチ(SUZUKI GT380)
タンクはB6、メーターはB7、フロントフェンダーはB3という、 “美味しい部位”をちゃんと知ってらっしゃるオーナーのサンパチ。オイルがぴんぴんに跳ねる2スト車を、綺麗に乗っているのも印象的だ。パッと見で気になるパーツが随所に。これらを集めてくるのも、相当な苦労があったことでしょう。今後の予定は「メインハーネスの交換」とか。電装系にも気を配る細やかさ、素敵です!
所属チーム:東北連合