令和最初の成人式も、もう間もなくだが、昨年の成人式で集団暴走をした容疑で、34人が逮捕・送検された。
検挙されたのは、いずれも茨城県内に住む当時16歳から21歳の男。うち3名は逮捕され、なかには霞ヶ浦駐屯地所属の自衛官もいたという。
成人式が終わったあと、車2台とバイク12台に分乗し、稲敷市内の県道交差点で渦巻き走行するなどして一般車の進行を妨害した容疑。なかにはパトカー仕様の改造車もあり、男たちは「式で目立ちたかった」と供述しているそうだ。
この時期にわざわざ検挙した理由は「見せしめ」のためと考えて、まず間違いないだろう。
今年の成人式で同じことしたらどうなるか、お前らわかってるよな?
ということだ。「容疑が固まるまでに"たまたま"1年かかった」ということじゃ無いのは明らかだ。
ただ、実際の映像を見て頂ければ分かるが、このパトカー仕様の改造車は屋根とピラーを強制的に取り除いた"ぶった切りオープン"。
製作者はちょっとしたシャレのつもりでやったのだろうが、これが当局を刺激した可能性はかなり高い。「いい加減にしろ」ということだ。
暴走自体が違法行為だからダメなことに変わりはない。だが、これだけ交通量が少なく、進行を妨害された車両がほとんどいない道路で逮捕にまで至っているのだから、そう考えるのが妥当だ。
ちなみに、事件発覚の原因はTwitterでアップしていた動画だとか。SNSの使用は慎重に。
【参照動画】
参照元:毎日新聞
執筆者:i-Q JAPAN編集部