【尋常じゃないカスタム 魔改倶楽部現る!①】SUZUKI RG250E

2017年9月26日

この単車にこんなパーツを付けちゃうの? この単車をこんな仕様にしちゃうの?といった、驚きを含んだ単車改造を行っている集団がいる。

とくにチーム名を決めているわけでもなく、むしろ普段は別のチームに所属していながら、なにかの際には集まる改造マニア集団、といったところ。

今回は、その集団のうちから数名が集まって、撮影に応じてくれた。名前がないのもやりずらいので、今回は勝手に“魔改倶楽部”と命名させて頂いた。

ぜひご覧頂きたい。


 
 
 

今回から、ラッシュでお届けする関東の“魔改倶楽部”。第一弾は、こちらのスズキRG250E。

カフェのようでがっつりカフェのカテゴリーというわけではなく、かといってゴリゴリの旧車會仕様かといったら、それもまた違う。

純粋な走り屋仕様でもない、様々な要素を取り入れたオリジナルなオールドスタイル、といったところだろうか。


 
 
 

様々な要素を取り入れる、という精神は外装の仕様にも表れていて、この赤というかえんじ色は、どこかで見たような覚えがある。

RG? GT? はたまたザリ? ……と考えてしまうが、これがまったくのオリジナルカラー。非常にスズキらしさを感じさせる色だが、何かを模した色ではないのだ。


 
 
 

もっといえば、この3本ラインも純正を感じさせるものだが、実はオリジナルで元になるデザインの単車はない。

ないどころか、反射が入っている平成のテクニックが用いられた粋な外装だ。


 
 
 

同時代性を感じさせるのは、やはりパーツ群。かなり珍しいアイテムがズラリと並ぶ

ロケットカウルは三番館、フロントフェンダーはリード。これだけでもかなり珍しいが、さらにロケットカウルにはGTミラーやリードのヘッドライトガードも装備。このヘッドライトガードは滅多に見ることがない珍品だ。

マフラーはBEETの爆竹チャンバー、足回りに目を移すとマルゾッキサスにウエダレーシングのスイングアーム&トルクロットと、マニアぶりがよくわかるアイテムが装着されている。

ただ、今後の予定は「シンプルにする」なのだとか。ちょっともったいないような気も、楽しみな気もする。


 
 
 

OWNER/変ター カワイ

■装着パーツ
【ハンドル】ハリケーン 絞り
【マフラー】BEET バクチクチャンバー
【ホイール】社外ホイール
【フロントカウル】三番館 ロケットカウル
【フロントフェンダー】リード
【リアショック】マルゾッキ
【スイングアーム】ウエダ
【タンデムバー】キジマ

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