博多からもほど近い福岡県篠栗町で、単車や車などで集団暴走を行った中学生を含む16名が摘発された。
今回の摘発を伝えるニュースにチーム名は挙がっていなかったので、“暴走族による”集団暴走ではなかった様子。一部報道によると、16人のうち12人が中学生だったというから、それも当然か。
報道によると、
❝警察によりますと16人は2019年9月、篠栗町の県道でバイク4台と車2台でおよそ320メートルにわたって蛇行運転を繰り返し、対向車線にはみだしたり信号無視したりする集団暴走をした疑いが持たれています。
このうち、バイクを運転していた高校生など4人は無免許運転だったということです。❞
普通だったら暴走族にも入れない年齢のローティーンが、なぜこのような行為に至ったのか。その理由が泣かせる。
“先輩に認められたかったから”
決して暴走行為を美化するものではないが、年長者を敬う発想が薄れゆく昨今、目上の人間に敬意を表する姿勢そのものは、認める部分もあっていいように感じる。
そしてニュースを改めて見てみると、驚く部分もいくつかあった。
今回の摘発で集団暴走をとがめられたその距離、なんと320メートル。3200メートルではない。320メートルだ。
こう言っては何だが、徒歩でも1,2分の距離ではないか。もちろん、彼らがこの区間だけを暴走したわけではなく、“その前後”があることも想像はできる。
とはいえ、逮捕するならするで、もっとしっかり追尾できなかったものか。証拠として十分という判断はあったのだろうが……いい時代になったものだ。
そして16人で単車4台&車2台という構成もかなり謎。全部の単車が2ケツかつ車も4人でぎゅうぎゅうに走ってると考えたら計算は合うのだが……。
結果として全員が摘発される結果となったが、当初の目標は果たされただろうか? 決して安くない代償を払うことになるだろうが、逆境に負けず、しっかり更生の道を歩んでいただきたい。
参照元:テレビ西日本
執筆者:i-Q JAPAN編集部