昭和のヤンキー文化が爆発的なブームとなったのは、レディースの存在も不可欠だった。
当時、雑誌『ティーンズロード』がレディースを大フィーチャーしたことで、レディースは全国的に広がっていった。
メジャーな連合・連盟もレディースが立ちあげたりと、本体の「女人禁制」は守りつつ女は女で・・・という風潮になっていた。
そんななか、組織としても行動の過激さでも有名になってたのが、「女連(すけれん)」。
活動の拠点は愛知・静岡で、どこかのレディースではなく、女性だけで活動していた全国でも珍しいチームだった。しかも、活動の内容自体が全然違う。男子のチーム顔負けの組織力・統制力を誇っていた
チームの事務所がある
たまり場ではない。独立した事務所だ。メンバーが交代で当番をして、要請があったら出動もする。"本職"さながらの体制を整えていた。
明文化された"鉄の掟"がある
"先輩・後輩のけじめをつける"、"集会は30分前行動"など、その名も「女連十二ヶ条」と呼ばれる掟があり、しっかり明文化されている。
365日駅前をパトロール
他地域のレディースがいないか、男漁りしているナンパな女はいないか、立ち番と呼ばれるパトロールを、365日各支部の駅前で行っている。
などなど、逸話には事欠かない。
そんな女連を取り上げたドキュメント番組の動画が、YouTubeにアップされていた。
事務所
詰め所での様子や、駅前での立ち番の様子、さらには女連OBのインタビューなども収められていて、当時を知る方々には背筋がぞくぞくするような内容のはず。
しかも、後年定番になった「真剣な話を笑いのオブラートで包む」方式のバラエティではなく、ちゃんとしたドキュメント。
いつ動画がなくなってしまうかも分からないので、早めの視聴をお勧めします。ちなみに、動画自体が少々長めなので、ギガが不安な方はパソコンでの視聴推奨です!
▼女連の動画はコチラ
執筆者:i-Q JAPAN編集部