「暴走族のバイクを紹介してくれないか」「族車について教えてほしい」など、職業柄、外部の一般メディアの方々と“族車”について話すことがある。
そういった場合、ある程度の知識と興味がある方が多く、大概は族車について好意的に話してくれるが、外部メディアの方々が求めているのは「派手でうるさくて異形のバイク」というケースが多い。
一瞬で「あ、族車だ」と判断できるバイクが好まれるわけだ。
そういう意味でいうと、こちらのバブは「族車以外の何物でもない」というオーラが出まくっているバイク。
派手でうるさそうなマフラーが付いていて、背もたれ付きのシートやライトの上に謎のフード的なものでデコレーションされている、世間一般の方でも一瞬で「あ、族車だ」と判断できるバイク。つまりそれだけ印象に残りやすい仕様、ということだ。
そもそも、ベースとなる車種が“ザ・族車”のバブ。ホイールを白塗りにしてボトムケースとスイングアームはすみれ色、フレームは三段シートの背面&側面に合わせた黄色、そしてマフラーは赤と、外装の塗装だけで4色使い。
さらにはタンクとフェンダー、サイドカバーの三本巻きは白のベースに紫とスカイブルーが入っているので、5色もの塗料を使い分けていることになる。
そして「ヘッドライトの上に乗っているフード的なもの」こと、どっかん風防の具合もカッコいい。
垂れのテンションが張っているところや、ヘッドライトのケースも実は塗っているあたりもポイントだ。
実は、というほどのことでもないが、(タイヤの)黒と黄色、黒と赤、黒と白の配色は、もっとも認識しやすい組み合わせの上位3組でもある。
アスファルトの上を走るわけだから、こうした配色のバイクが目に付くのは当然といえば当然。もしも、そうした部分を計算して配色を考えているとしたら、とんでもない策士だろう。
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