スズキのGTといえば、旧車會界隈ではほぼサンパチと同義といってもいいくらい、サンパチの人気が圧倒的に高い。
250も380も750もある、ホンダのCBや同じスズキのGSXのようなスタイルだが、GTの場合、旧車會でのGT250はかなりレア。750も、絶版車イベントの会場で見るくらいだ。
絶版車イベントの会場でも、さほど数が多いわけではないこのGT750通称“水牛”(地域によっては“ベコ”)だが、そうした会場にはとんでもなくがっつりと仕上げたマシンが並んでいることがあり、この水牛もその一台。
まずもって、全体のシルエットがかっこいい。
ナナハンで、こうしたヤラレ調の塗装をしたバイクはそれほど多くない。それだけでもこの日章ヤラレの独自性と迫力が他車との大きな差異を生んでいる。
そして特筆すべきはハンドル回りの具合。新幹線風防の角度といい曲げ具合といい垂れのテンションの保ち方といいハンドルとのバランスといい、教科書といってもいいくらいビシッと決まっている。
ワルさを出すためにライトアップして全体のシルエットが縦長になったりなどのアレンジも、こうしたちゃんとした姿を知っていてこそ。ライトの前にわずかに出ている先端部分など、これからバイクをイジる方にも覚えておいてほしいくらい綺麗にまとまっている。
マフラーはトリプルを数多く手掛けているトライスターズのオリジナルマフラーを装着。古くて新しい全体像にも見事にマッチしているのがわかる。日章、そして日の丸の赤とマフラーのステッカーの赤も、絶妙にマッチしている。
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