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【伝統✕伝統=革新!?】高級パーツ多数装着のCBXが上品にワルくてカッコよくてマネしたい!【4000F】

2024年8月18日

CBXといえば、プレスラインに2色のラインを添わせたツートンカラーと、ヨンフォアから続くホンダ保守本流の赤ソリッドの2パターンの外装がある。ただ単にラインがないというだけでなく、ブランドロゴのサイズや形もそれぞれに用意するなど、どちらのパターンにも手を抜かないホンダの企業理念も透けて見えてくる

カスタム外装のベースとしても頻繁に利用されるこれらのパターンは、定番にして王道。何と言おうと最もCBXらしさを表現できるのが純正パターンであるのは間違いないところだろう。
 
 
 
 

そしてこちらのCBXは、そんな赤ソリとラインのパターンを一挙両得するという、贅沢な仕様。全体が赤ソリで、その上に白とシルバーのツートンで純正ラインを描いている。明らかに純正ではないのだが、どう見てもCBXという不思議な現象が起こっている。

フロントカウルはデュアルのハーフ。シビエを2灯装着し、左側のライトにはカバーをかけ、右側のライトを前出しした上でクリアのライトガードを装着している。ちょっとした加工だが、これだけでもフロントビューに表情が出る。また、ゾウッパナには星形のマーカーとLEDライトを加えるなど、夜間の演出にも抜かりはない。
 
 
 
 

足回りはボトムケースにメッキをかけ、ブーメランコムスターはシルバーのアルマイト加工をほどこして全体的にメタリック感を強調。リムにはパステルロードのリムステッカーを貼ってドレスアップしている。
 
 
 
 

エンジン回りはアールズのオイルクーラーを装着し、エンジンのカバー類にメッキを多様。ステップやスイングアームも含めてメッキ加工を施したパーツが多く、あらゆるポイントがグレードアップしているのがわかる。
 
 
 
 


しかも、マフラーはレースでも多く使用されていた紀伊国屋の極。さらにシートはジュリアリーのセミシングルシートにコクピット回りもメッキ多様と、全体的に関西テイストが色濃い仕様となっている。
 
 
 
 

そしてタンク上面には慈母観音……を模したご家族でしょうか、慈愛に溢れたペイントが施されている。エアブラシペイントの上をCBXの純正ラインが通過しているのもポイントだろう。細部を見れば見るほど、隙なく仕上げているのが分かる一台だ。

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