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【トゥクトゥク】実は日本起源⁈ バイクでもないクルマでもない不思議な乗り物に乗ってみたい件

2024年9月9日

トゥクトゥクと聞いて、何を思い浮かべるだろうか?

たぶん、東南アジアの混雑した街並みの中を軽快に走り抜ける三輪タクシーを思い出す人が多いかもしれない。じつは俺もそうだった。

けど最近、実は日本でもトゥクトゥクが注目を集めているってことを知った。正直、「あんな乗り物、日本で乗る機会あるのか?」と思っていたんだけど、調べてみると意外と共感できるところがあって、なんだか気になって調べてみちゃったんだ。

 

トゥクトゥクとは?

まず、トゥクトゥクってそもそも何なのかって話だけど、簡単に言えば三輪のオートリキシャだ。

もともとはタイやインドといった東南アジアの国々で使われていて、その用途は主にタクシー。市民の足として活躍しているんだ。

トゥクトゥクという名前は、その独特なエンジン音が由来らしい。バイク好き、特に旧車好きなら一度は耳にしたことがあるあの特徴的な音だ。「トゥクトゥク、トゥクトゥク」と響くエンジン音が、街中の喧騒に溶け込んでいく様子は、ちょっとした文化の象徴みたいなもんだ。

ちなみに東南アジアに輸出されたダイハツの三輪トラック「ミゼット」がトゥクトゥクの元となった、とも言われているぞ。

 

バイクとの共通点と違い

旧車會やバイク好きにとって、トゥクトゥクの一番の魅力は、バイクと同じく「開放感」だろう。

風を感じながら走るっていうあの感覚は、二輪だろうと三輪だろうと共通してる。エンジンの鼓動を感じながら道路を駆け抜けるっていうのは、やっぱりバイク乗りの心に刺さる部分があるんだよな。

しかも、トゥクトゥクはバイクと違って三輪だから、安定性が高いってのもポイントだ。二輪だとどうしても転倒のリスクがつきまとうけど、三輪のトゥクトゥクならその心配も少ない。だからこそ、長距離移動ちょっとした荷物の運搬にも便利だ。

一方で、バイクと大きく違うのは、その操作性とスピード感だろうな。

バイクに比べてトゥクトゥクはどうしてもスピードが出にくいし、操作感も独特なのでカーブも少し慎重に曲がらないといけない。正直、スピードを常に追い求めるヤンキー魂には物足りないかもしれないが、逆に言えば、それだけ長時間のドライブが快適になるってことでもある。

トゥクトゥクにはトゥクトゥクなりの楽しみ方があるってワケ。

 

日本でトゥクトゥクに乗れる場所

さて、ここで気になるのは「トゥクトゥク、日本で乗れるの?」って話だ。

答えは「乗れる」だ。

ただし、道路交通法の規制があるから、どこでも自由に乗り回せるわけじゃない。

まず、日本でトゥクトゥクを運転するには普通自動車免許が必要だ。バイクと違って自動二輪免許ではダメなんだよな。さらに、公道を走るには日本の安全基準をクリアした車両でなければならない。だから、東南アジアから輸入したそのままのトゥクトゥクでは走れないことが多いんだ。

じゃあ、どこで乗れるのかっていうと、観光地やイベントなんかで見かけることが多い。

例えば、沖縄なんかでは観光客向けにトゥクトゥクがレンタルされていて、自由に走ることができる。また、最近ではトゥクトゥクを移動販売車として使うビジネスも増えてきていて、都会でも見かけることがある。

普段バイクで通る道でも、ちょっと変わった三輪車が走っているのを見ると、それがトゥクトゥクだったりするかもしれない。だから、興味があれば観光地で一度試してみるのもアリだろう。

ちなみに日本へ持ってきたトゥクトゥクの排気量が250cc以下なら、車検や車庫証明は不要だぞ。

 

トゥクトゥクの未来

正直、最初は「トゥクトゥクなんて俺たちの世界には関係ない」って思ってたんだ。でも、調べてみると意外とバイクと共通点が多いし、日本でも少しずつ存在感を増してきているのを感じた。

特に、二輪よりも安定感があって荷物も運べるって点は、ツーリングや仲間との集まりでも使えるんじゃないかって思うんだ。俺も知らなかったけど、調べていくうちにトゥクトゥクって実は結構面白い乗り物なんだなって気付かされた。

バイクにこだわるのもいいけど、時にはこんな新しい乗り物に触れてみるのも悪くないかもしれない。風を感じる開放感はバイクと同じだし、何よりその見た目が独特で、ちょっとエキゾチックかつヤンチャな感じがするのがいい。日本の道でトゥクトゥクを乗り回して、注目を集めるっていうのも一興だろう。

もし、この記事を読んで興味を持ったなら、一度トゥクトゥクに乗ってみてほしい。バイクと違った視点での楽しみ方がきっと見つかるはずだ。トゥクトゥクも俺たちのバイクライフに新しい風を吹き込む存在になるかもしれないからな。

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