ピンクがメインの外装カラーにピンクのフレームという目立ち度抜群のカスタムを施したヨンフォア。このカラーリングだけでもインパクトは大きいのだが、さらに印象を強くしているのがホイール。
ヨンフォアの後継機でもあるホークのコムスターホイールを装着しているのだ。
ごくノーマルなヨンフォアのホイールはスポークだが、アクシデントでスポークが1本、2本と折れてしまうことがある。
スポークというヤツは荷重を均等に分散させることで成立しているので、そのうちの1本が折れてしまうと次々に折れてしまう。そしてその修復はセンター出し、左右のバランス出しなど難所が多く、「素人が手を出すのは危険」と言われるくらい難しい。
そこで当時はスポークホイールが故障した場合は、写真のようにバブのコムスターホイールを換装するケースが少なからずあったという。絶版車としてのヨンフォアから入った方にとっては敢えてバブのホイールを装着するという発想は皆無だろうが、当時からヨンフォアに乗っていた方にとっては、むしろ懐かしのあるあるネタがベースになっている。
敢えてバブのコムスターホイールを履かせているくらいなので、その他のパーツも乗り手の意思が反映されている。フェンダーは前後とも鉄メッキからFRPに換装されており、フロントは3面のトンガリ、リアは丸テールを装着。特にリアフェンダーをFRP(俗にいうケツRP)化していると、一気に不良のバイク感が増強される。
エンジン回りではレーシングキャブを装着し、BEETのステップも採用。マフラーもあえて鉄の4-1管を装着している。
リアの足回りは強化スイングアームにコニーのリアショックを装着。カラーリングはいずれもシルバーで、クラシカルな姿にもマッチしている。
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