【GS400】純正オリジナルが持つ“らしさ”を最大限まで引き上げたGSのフォルムがキマっている！

E2ラインをまとった純正外装にテツメッキのフェンダー、そして星キャスといったオリジナルパーツが誇らしげなGS。70年代から80年代に登場した中型バイクにあって、フォルムの美しさでは一、二を争うレベルでデザイン性が高いといわれているが、こちらのGSは純正オリジナルが持つ“GSらしさ”を取り入れたカスタムが魅力的な一台だ。
 
 
 
 

エンブレムも残った状態のタンクは純正のE2ラインが印象的。

テールカウルもゼッツーテールなどに換装することなく純正を保っているため、クラシカルなイメージがより強くなる。
 
 
 
 

フロントの足回りは鉄メッキのフェンダーに星キャスも純正のまま。ダブルディスクに変更するカスタムは一般的だが、シングルディスクのままという点も純正みを感じさせる。
 
 
 
 

とはいえ、ただの懐古主義ではないというのが全体のカスタムから感じ取ることができる。ヘッドライトはマーシャルのフォグ。全体のなかでは絶妙なワンポイントとなっている。
 
 
 
 

アルミのハンドルクランプでセットバックしたHITのウイリーハンはアクセルにカルスロを装着。コールに対する意識の高さがうかがえる。
 
 
 
 

マフラーはGSの定番人気アイテムのひとつ、ウイング管。キジマ製のポイントカバーやアルフィンカバーもトータルバランスのとれた定番アイテムだ。

リアサスも人気のマルゾッキ。こげ茶の三段シートは約40センチ延長で主張しすぎない色とサイズをチョイスした。

クラシカルながらポイントはしっかり押さえた改造となっている。