チャンバーからピンピンに跳ね上げるオイルは、2ストバイクの弱点でもあり、魅力でもある。4スト乗りは「オイルで服が汚れるから真後ろは走りたくない」などといって毛嫌いする(いや2スト乗り同士でも真後ろを走るのはイヤか笑)が、「どんなに大事に乗ってもオイル汚れだけは洗い流さない」という2スト乗りも少なくない。
良くも悪くも2スト車からオイルが撥ねるのは当然であり必定。だから車体をオイルが目立たないカラーで塗装するなどの配慮なり工夫なりも、当然発生する。
それがどうだろう。こちらのサンパチは2ストでありながら、「汚れは大敵」でもある白を基調とした外装塗装を施している。これは相当な覚悟がないと、できることではないんじゃないだろうか。
表面はガラスコートで車体の表面に付着したオイル汚れが拭き取りやすい工夫もなされている。オーナー氏のオシャレ心を感じさせる。
そうした意思は装飾パーツにも現れていて、ホイールは前後ともセブンスターキャストで、フロントのディスクローターは750用のダブルディスクにトレンチカットが施されている。
チャンバーはメーカー不明のイモ菅。城北ムラカミ風でもあり、スガヤ風でもある。前後のフェンダーやピヨピヨなどステンレス製パーツも多く取り入れているので、全体的なバランスはよくなる。
リアショックはオーリンズ。ケツ上げされたリアのキンタマテールにはキジマのテールガードが装着されている。三段シートも白ベースだが、背面&側面は寒冷地仕様の迷彩カラーを取り入れて変化を付けている。
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