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【旧車】バブに続いて!? 「東京卍リベンジャーズ需要」でゼファーの価格が発売時の4倍増?

なんだかんだと言っても『東京卍リベンジャーズ』の人気の高さは、肌で感じるところがある。

先日のハロウィンも、いたるところ特攻服だらけ。それも黒の特攻服で、袖に「初代総長」やら「初代副総長」などと入ったモノばかり。明らかに『東京卍會』の特攻服で、意外とみんな“暴走族化”することに抵抗はないんだな、と感じた方も多いんじゃないだろうか。

こうした「メディア→リアル」というのは昔からあった話で、『特攻の拓』は今でもバイブルだという旧車乗りは多いし、『湘南純愛組』がきっかけでCBXに乗り出した、という声を聞いたことも一度や二度ではない。



だからこのブームを覚めた目で見たくはないのだが、弊害・・・とまでは言わないが、困ったことになっている部分があるのも事実だ。

そのひとつがバイク価格の高騰。これは新型コロナ禍での巣ごもり需要とリンクした部分もあるだろうが、「マイキーの愛車だから」という理由でバブ、特にT型の人気が一気に上がったのは誰もが知るところ。

「改造してナンボ」のホーク系は必然的にカスタム派、特に旧車會系の需要が高いバイクだったにもかかわらず、一気に価格が高騰したのは、この漫画の影響によるところも大いにあるはずだ。

そしてふたつめが、需要の高まりによってバイクの窃盗までも急増したこと。同じホンダでもCBXやCBRは以前から盗難のターゲットにされてきたバイクだが、ここ最近はホーク系の盗難を知らせるSNSが目立っている。

そして最近は、バブに続いてゼファーも価格の高騰化が進んでいるという。

旧車會では、平成生まれのゼファーは“現行車”というくくりになっているが、それでもすでに初代の発売から30年が経過しているオールドバイク。『東京卍リベンジャーズ』では、“ドラケン”の愛車でもある




未読の方に説明すると、“ドラケン”は“マイキー”と同じ東京卍會のメンバーで、“マイキー”の幼馴染でありチームの副総長。腕っぷしも強く、絶対君主の総長“マイキー”に唯一意見ができる存在でもある。当然、人気も高い。

その“ドラケン”の愛車が、ゼファーなのだ。

実際に、ゼファーの価格がスゴいことになっている。

少し前なら60から80万円くらい。それでも「ちょっと高くなってきたから手を出しにくくなったな」という感覚だったものが、今はどのくらいになっているか。

想像できるだろうか?

参照元:グーバイク

ほぼ100万円オーバー。

150万円超えも珍しくない。80万円前後で買える個体も少なくないが、20代などに人気のバイクだったが、この価格ではおいそれと手が出せないだろう。

価格高騰が騒がれたら、いずれ盗難被害の報告もあがってくるだろう。いや、その被害は既に広がっているかもしれない。そうなる前に、早くらか対策を取っておくことが肝心だろう。

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