羽生結弦選手が、平昌五輪で66年ぶりとなる男子フィギュアでの連覇を成し遂げた。技術革新のスピードがめちゃくちゃ速いフィギュアで連覇する、というのは我々が想像するよりずっと難しいことらしい。
そのフィギュアスケートの技のひとつに、「トリプルアクセル」がある。いくつかあるジャンプのひとつだが、女子にとっては成功するだけで話題になれる大技だ。
だが、ちょっと待ってほしい。アクセルといったら車や単車にも付いている。むしろ、コチラの業界の方がよっぽど馴染みが深い言葉じゃないか。そして実際に「トリプルアクセル」に激似の技もあるのだ。
それがダブルアクセル! トリプルからダブルに減ってしまってはいるが、意外とみんな使っている技でもある。
バイクを加速させる際に、“クォ~~~ン・コン・クォ~~~ン”という感じでアクセルを開けていくのが普通だが、その “コン”の部分。最初に上げていったクォ~~~ンの回転数を落とさずにクラッチミートするための“コン”こそが、ダブルアクセルなのだ。
▼ダブルクラッチしてない
ゼファーワンオフショート管加速音
なかには「2つめの“コン”は無くても問題ない」という方もいるが、ソコは気分の問題もある。あの短い“コン”があるか無いかで、排気音のワルさが決るといっても過言じゃないだろう。
ちなみに、トリプルアクセルのさらに上、羽生くんが挑戦を表明した4回転半は、まだ世界で誰も成功したことない幻の大技。これをバイクで“クォ~~~ン・コン・コン・コン・クォ~~~ン”とやったら世界が注目してくれ……はしないか、やっぱり(笑)。
▼ダブルクラッチしてる
モトブログ-22- CBXとFXに遭遇するCBR!!
参照元:羽生結弦 4回転アクセル挑戦を明言「唯一のモチベーション」 、
羽生結弦、怪我を乗り越え復活金メダル!五輪2連覇を決めたフリー ノーカットハイライト
執筆者:i-Q JAPAN編集部