多様性こそがジャンル拡大の証し
今回、ご紹介するのはヤマハ&カワサキの単車と、4ミニの方々。Q-1でもそうだったが、ホンダやスズキと比べると絶対数は確かに一歩譲るところはある。とはいえ、マシンの精巧さや面白みまでが劣るかといえば、決してそんなことはないのだ。
それを言ったら、4ミニ勢など絶対数ではどうやっても勝てないが、かけた時間と手間暇は、モノによっては単車をしのぐ場合だってある。よく「完成しないのが4ミニ」などというように、ある程度の到達点に達してもなお、手を変え品を変えて仕様変更していくのが4ミニ。今回のイベントでも、単車に負けない注目を集めていた。
こうした“異文化交流”ができるのも、『旧栃』の魅力。より多くの人々が参加して、来年以降もこのイベントを盛り上げていってほしいものだ。
こちらのシャークマスク、昨日公開したスズキ編に登場したカタナと兄弟車? 夫婦車? なのだ。マスクと外装パターンは一緒で、カラーリングと車種だけ違う。なにが凄いって、塗装から改造まで、こちらのオーナーさんが全部ひとりで仕上げているという点。単車をいじるのが大好きなのだそうだ。
4ミニが一緒に走れるコースがあるというのは面白い。決して多数派ではないが、サイズ感の違うバイクが一緒に走る姿は、なぜかほっこりする。なかにはしっかりした吸い込み仕様にしている4ミニもいて、単車側の人々も興味津々だった。
Z2のファイヤーボール仕様のゼファー! 純正としても販売されていたけど、フルカウルを装着してカラーリングも純正ファイヤーボールに合わせるなんて、なかなか面白いことをする。リアルなZ1やZ2だと、意外に純正外装にフルカウル装着というスタイルはほぼ見かけないので、新鮮!!
2ケツしてる女子が、超楽しそう! 面白いことを話していたのか、それとも単車に乗ってることそのものが楽しかったのか……。男女がにこやかに話している姿って……ほんっとうに……ハラたちますよね(笑)! 特に2ケツしてる男女って……ほんっとうに……ハラたちます(笑)! まぁ冗談は置いといて、いつまでも仲良くいてくださいね!
本編の最後に、非常にトリッキーな画像を一枚。コース内側に単車を止めて何やら作業中の2台。そして後ろの2ケツしているGSなのだが……。って、2ケツしてない! 2ケツじゃなくてたまたまGSの向こう側を4ミニで通り過ぎる途中だっただけ! まったく意識しないで撮っていたので、あとから写真を整理しているときも、ずっと2ケツしているものだとばっかり思っていた。引っかからなかった? 引っかかったでしょ?