今回は、特に目立った単車の詳細をチェックしてみた!
見る人が見たら「これはすごい!」と思わずうなる、そして予備知識が全くない人でも「これはすごい!」と驚いてしまう単車が勢ぞろい。
マジで凄いぞ!
まずご覧いただきたいのが、こちらのゼファー。テーマは「これぞ福岡」。シートやホイールは筑豊仕様で、テールやカラーリングは柳川、久留米などの地域で受け継がれてきたものをアレンジ。福岡県内各地の特色を活かした奇跡のコラボで、見る人が見たら「スゴッ!」っとなる。
いや、普通の人が見ても「スゴッ!」っとなるか。
お次は見事な三段ロケットのCBR。フルカウル、ハーフカウル、ロケットカウルの三段重ねはバランスもバッチリなのだが、下の二段は幻(⁉)のヤマトカウル!そして最上段のロケットにはツッパリテールがリーゼント風防のように装着されているのもカッコいい。
カラーリングは筑後の伝統的な“筑後花火カラー”を忠実に再現したものだ。
悪魔テールの中心にいるキャラクターは、ファミコン世代なら誰でも知ってる“ボンバーマン”。なぜ令和のこの時代に? というなかれ。メンバーらにとっては、今は亡き先輩が暴走デビューの初走りに、実際に製作していた単車を忠実に再現した単車なのだ。
二段ロケットのカラーリングやラッパの配置も特徴的だ。
一般的な福岡のブチアゲのイメージに、一番近いのがコチラの単車ではないか。福岡爆発カラーで、星の使い方が特徴的。ロケットもタテに三段じゃなくて、上段が左右に配置されている点四段ロケットがミソ。テールカウルが泥よけのように装着されている点にも注目だ。
そしてこちらの四段ロケットは、過去に右の方が仕上げた単車に憧れて、今回の撮影会のために製作したんだとか。
赤・青・黄の信号色を使った幾何学模様のカラーリングが特徴的。悪魔テールだけじゃなく、ブチアゲたロケットの両サイドにも飾りが装着されている。製作者は、ひとつ上の単車の、モデルとなった単車を製作した右側の方。これは自分の息子のため、息子の単車をベースに“筑豊代表”として製作した一台。
ドラマあるぅ~!
ある意味九州らしい単車のひとつ・VTのブチアゲは、高さが自慢。デュアルのうえにフルカウルを乗せた2段ロケットと、これに高さを合わせた三段シート&テールのバランスが絶妙! 外装パターンが図形ではなく昭和の大人気サンリオキャラクター・キキ&ララというのがまたヤバすぎる!
今回、ここで紹介した以外にもまだまだ魅力的な単車は数多かった。福岡といえば・・・といった、地域を代表するような仕様の単車の数々は、いずれかの機会に、ぜひ間近でご覧になっていただきたい!
執筆者:i-Q JAPAN編集部