【CAFE&OLDSTYLE】KAWASAKI KH400〜マニア垂涎の当時モノを全身にまとった70年代〜

2017年9月21日

世のパーツマニア必見! なかなか見ることが出来ないお宝当時モノパーツをさりげなく装着する、粋なKHの登場だ!!


旧車會系の単車を楽しむ、となった場合、指向性は割とはっきりとしていて、基本的に主役は単車だ。

外装ペイントやパーツの選択も、いかにその単車の魅力を引き出すかを主眼に置いたチョイスができるかが、肝となってくる。

もちろん、ブチ上げなどスタイルが先行する場合もあるが、それでもベース車にマッハやヨンフォアを持ってくる人はまずいないように、“らしさ”を加味して改造するのが普通。

そういった特有の“らしさ”を熟知しているショップによるコンプリート・マシンも人気だ。


だが、カフェレーサー・スタイルの楽しみ方は色々あって、もちろん単車を主役ととらえてカスタマイズする場合もあれば、ファッションアイテムのひとつとして、もっと言えば自分がいかにオシャレであるかをアピールするためのアイテムとして存在する場合もある。


さらに、カフェを楽しむ方には「パーツに凝る」というマニアも少なくない。

こちらのKH400のオーナー氏も、当時モノに対する愛情の深さを感じずにはおれない方である。


たとえば、このマフラー。形としてはBEETチャンバーなのだが、BEETがまだオートショップフクイの時代に作られた鉄のチャンバー。

大変に希少価値の高いものだ。シートカウルは、パーツマニアのスタッフも「走っている車両が付けているのを見れただけでラッキー」と、興奮ぎみに語るセレクトの当時モノだ。


こうしたパーツを、特に誇張するでもなく、さりげなく装着する。趣味性の高いパーツだが、わかる人にはわかるもの。喧伝しない姿勢がまた、カッコいい。

■装着パーツ
【ハンドル】イノウエ
【マフラー】オートショップフクイ(現BEET)
【ホイール】セブンスターキャスト
【フロントカウル】ヒロセ
【シートカウル】セレクト
【リアショック】コニー
【スイングアーム】ウエダ

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