最近の現行車は、二極化が進んでいるという話もある。購入にお金をかけない分、旧車のように扱ってパーツを揃えたり、暴走族の全盛当時風の仕様にして楽しむ方。コールに力を入れている方も、このジャンルにはいるだろうか。
もうひとつは、シンプルな改造を心がけながらも、そのなかにポイントポイントで個性を盛り込んでいく、というタイプの改造。
あまり大人数では走らないから、街乗りでも使いつつ、ツーリングにも参加したい。そんなオーナーのニーズが高まっているそうだ。
大人たちはこうした姿勢を「物足りなりなぁ」というのかもしれないが、当の本人たちには「まずバイクが好き」という意思がある。
自分たちで50人、100人規模のツーリングが主催できればまた話は違うのかもしれないが、「とにかく走りたい」という姿勢は、評価されていい。
さて、こちらの単車もシンプルにカスタマイズ派の一台。三段シートも風防も装着していないが、随所に手は加えられている。外装はパールホワイトに、キャンディーレッドを加えたもの。
ゼファーの系譜をさかのぼると突き当たる、元祖Zのタイガーカラー&玉虫の外装パターンを踏襲しているのがわかる。シートはオリジナルのタックロール、テールカウルにはBEETをチョイスした。
若者は時代の鏡、ともいう。彼らなりの楽しみ方を、我々も応援したい。
ショップ情報
新車・中古車・販売・修理・カスタム・鈑金塗装・各種保険取扱。旧車の為の旧車が好きな旧車を触るバイク屋さん。他店のお見積りもご持参OK!そこから頑張ります!
住所:〒665-0821 宝塚市安倉北3-5-8
URL:http://www.kittan81983.jp/