この度i-Q JAPAN編集部宛に一通のメール
が届いた。
投稿動画や取材依頼、メディアからの問い合わせなど、ポツポツと普段からメールが届くことはあるのだが、今回のメールはどうやらいつもと違う。
送信者は赤羽美絵子さん(仮名)という女性からで、丁寧にメッセージを書いていながらも、その文章の端々にはとてつもない怒りが垣間見れた。
結論から伝えると、赤羽さんが受けた体験エピソードだ。
しかし、これはただの体験エピソードなんかではない！
女性として、人としての尊厳に関わる問題だ。
「集団レイプと父親不明の妊娠、堕胎」
当時16歳だった赤羽さんが、現実に体験した悲痛なエピソードである。
今後一人でも多くの女性被害者が無くなることを願い、今回は赤羽さんから届いたメールを原文に極力忠実にお届けしたい。
※読みやすいように調整はしております
i-Q JAPAN編集部さま
突然のメールですいません。
赤羽美絵子と申します。
愛読書のチャンプロードが休刊となってしまって、楽しみがひとつ無くなったなぁって思っていたところ、i-Q を見つけました。
いまでは私の愛読書？ サイトの仲間入りです！
チャンプを読んでいたときは、いつか私の思いを投稿しようとずっと思ってたんですけど、なかなかその一歩が踏み出せないまま無くなってしまったので、i-Qさんがご迷惑でなければ私の体験エピソードを掲載してもらいたいです。
これは当時、私が16歳だっだころの話です。
今から14年前になります。
私は中学に入ったころから、学校ではちょっと目立った先輩たちと遊ぶようになり、ヤンキーというよりはギャルをしてました。
夜遊びや万引き、タバコを覚えたのもこの頃から。
中学の延長で、高校でもギャルをしてたこともあり、周りからはいつもチヤホヤされていたと思います。
当時付き合ってた彼氏は、たいして好きというわけではなかったんですが、元カレと別れたばかりということもあって、なんとなく付き合っていた感じです。
ちなみに、その彼氏は地元ではそこそこ有名な暴走族に入っていて、カッコいいというよりはオラオラしたタイプでした。
いつも周りにはオラオラしてましたけど、私と二人きりの時はとても優しく、甘えてくるタイプで、そのギャップに惹かれたのかもしれません。
親友だった千佳(仮名)も、彼氏の暴走族仲間と付き合っていたこともあり、自然と集会や飲み会について行くことが増えました。
男の先輩も女の先輩もみんな私たちを可愛がってくれて、怖いという恐怖感よりは楽しさしかありませんでした。
ただ、やっぱり彼氏は暴走族なので、何か問題があれば先輩たちからヤキを入れられたり、強制的にカンパさせられたりしていたので、先輩たちにはビクビクしている感じでした。
彼氏を情けないと思うよりは、暴走族なんだからしょうがないよね、と割り切っていました。
そんなある日、親友の千佳から夜遅くに携帯へ連絡が入ったんです。
千佳「マサ君(仮名、私の彼氏)が、B先輩の単車に乗ってて事故ったらしいよ！」
美絵子「えっ！ マジ?! マサ君、事故ったの？ で、マサ君どこにいんの？ 病院？」
千佳「とりあえず、マサ君って無免じゃん。だから病院じゃなくてB先輩んちに移動したみたいだけど」
美絵子「マサ君、大丈夫なのかな？」
千佳「マサ君、結構酷いらしくて、急いで美絵子に来て欲しいってウチの彼に伝言あったんだよ。なんか携帯壊れたとかで掛けれないって」
千佳とこんなやり取りをしてから、私は急いで彼氏のいるB先輩の家まで向かいました。
B先輩の家に着くと、なぜか千佳が自宅前に立っていました。
千佳も彼氏から呼ばれたのかな？ って思ったのでその時はそんなに気にもかけていませんでした。
B先輩の家は広い敷地にいくつか建物があり、母屋とは別に離れに一人で住んでいました。
離れの前にいる千佳に一声掛けると、「早くマサ君の様子見に行ったほうがいいよ」と促されたので、B先輩の部屋に駆け上がりました。
「キャッ!!!」
B先輩の部屋に入った瞬間、私の目の前が急に真っ暗になりました。
後から知ったんですけど、私が玄関のドアを開けた瞬間、背後から後頭部をバットで殴られたんです。
殴ったのは親友の、千佳でした。
※この続きは明日公開します。
親友だった千佳に突然バットで殴られた美絵子。気が付いて目を開けた瞬間には、信じられない光景
が待ち受けていたのです。
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投稿：赤羽美絵子さん(仮名)
編集：i-Q JAPAN
