※前回までのあらすじ
i-Q JAPANへ赤羽美絵子さん(仮名)という方から、16歳のころに体験した悲痛なエピソードの投稿がありました。
当時の美絵子には千佳(仮名)という親友、マサ君(仮名)という暴走族の彼氏がいて、集会や飲み会について行くなど、楽しい日々を送っていたのです。
そんなある日、美絵子へ一本の電話がかかってきます。
この電話に出たことによって、彼女の人生が大きく変わることになるのです。
電話の相手は親友の千佳。マサ君が事故って大変なことに! B先輩の家にいるから早く様子を見に行った方がいいよ、と。
急ぎ足でB先輩の家へ向かった美絵子ですが、部屋に入った瞬間、急に目の前が真っ暗になります。
後から知ったそうですが、誰かに背後から後頭部をバットで殴られたんです。
親友だった千佳に……。
美絵子が目を覚ますとそこには信じられない光景が待ち受けていました。
後頭部を殴られたため、私はその場に倒れ、気を失ってしまいました。
後頭部の痛みとともに目が醒めると、なぜか着ていた洋服が脱がされていました。
周りを見渡すとマサ君、千佳、千佳の彼氏、B先輩、他にも先輩たちが2、3人、私を取り囲むように並んでいました。
私は何がどうなっているのかも全く分からず、ただただ呆然としていると、B先輩が口を開きました。
千佳「美絵子、お前さ、マサと付き合ってんだろ? 先輩思いのマサがさ、俺たちに美絵子をヤッて欲しいって頼んできてんだわ」
(えっマサ君? なに? どういうこと?)
私「マサ君、なにそれ? 絶対ヤダよ……。お願い助けてよ」
B先輩が言った意味も分からないし、それよりなんで誰も助けてくれないのかわかりませんでした。
千佳「あんたがマサ君と付き合ってるから、ウチもウチの彼氏もマジ迷惑してんだよ! あんたがしょっちゅうウチらとか、先輩の文句言ってんの知ってんだからね!!」
千佳が私に対して急に怒りをあらわにし、言った覚えのない文句を言ったとか、マサ君以外の男と浮気しまくってるだとか、散々嘘の話を並べてきました。
何よりもその話を真に受けて、私を蔑んだ目でジッと見つめるマサ君がとても怖かった。
マサ君「美絵子、お前さ、そういうのヤリマンっていうんだよ。お前さ、ハッキリいってクズだよな! 彼氏がいるのにもかかわらず、他の男とヤリまくったり、俺の親友とか先輩の文句を外で言いまくったり。ありえなくねーか!!」
マサ君がようやく口を開いたのも束の間、私はその場でマサ君に思いきり顔を殴られました。
B先輩「おい、マサ! とりあえず顔は殴んなよ。ところで、お前そんなことまでされて、まだ美絵子のこと好きなんか?」
マサ君「先輩、勘弁してくださいよ。平気で人を裏切るそんなヤリマン、自分が好きなわけないじゃないすか。むしろ気持ち悪くてゲロ吐きそうっすよ!」
千佳「あんたがマサ君を裏切ったんだからね。マサ君だけじゃなくウチらも裏切って、絶対許さないから!!」
私「何言ってんの、千佳! 私そんなこと一言も言ってないし、それにマサ君以外の男とヤッたりしてないよ。なんでそんな嘘つくの!! ウチら親友じゃん! どうして……」
千佳「るっせーよ! お前が勝手に親友面してるだけだろ!! ハッキリ言って私はあんたの親友でもないし、ヤリマンに友だちなんていないから。あんたみたいなクズ、死ねばいいんだよ!」
私「だから、私は何もしてないって言ってんじゃん! なんでわかってくれないの? マサ君、助けてよ」
マサ君「もういいからさ、お前、SEX好きなんだろ? これから他にも友だちが集まるからよ、ちゃんとみんなの相手してやれよ! それとお前は俺をコケにしたわけだから、ちゃんとケジメつけろよ!! とりあえず3日以内に100万用意しろよ!」
B先輩「まあまあ、とりあえず、もう話はそんなところで良いだろ? 今からじゃあ始めっか! なッ!!」
それから、私はB先輩やその仲間たちに代わる代わる姦され、断れば暴力を振るわれ、その繰り返しが延々と続きました。
気が付けば、もう外は明るくなっていて、ようやく解放されました。
解放されるとき、マサ君から一言告げられました。
マサ君「実は千佳がB先輩とヤリ友で、B先輩に俺が美絵子と一緒に悪口を言ってるとか吹いててさ、俺は言ってないって説明したんだけど聞いてくれなくて。本当はあんなことしたくなかったんだけど、場面的に俺も引っ込みつかなくなっちゃって。マジでゴメン!! そのうち千佳からケジメ取るから今日のことは許してくれよ!」
私「…………。許してとかそういう問題じゃないよね。私、最初はマサ君のことそんなに好きじゃなかったんだけど、今日のことがあるまではすごく大切に想ってたんだよ。でも、もう無理。私、何を信じていいか分からない。マサ君も千佳も他の友だちだってそう」
マサ君「美絵子、もう一度俺を信じてくれよ。もう絶対にあんなことさせないし、そんな思いもさせないから」
私「…………」
私は千佳、そしてマサ君にもハメられたんです。
それっきり、私はマサ君とも千佳とも、その周りにいた人たちとも会うことはありませんでした。
レイプ事件がきっかけで、人と顔を合わせることも会話することも辛くて、その日のうちに県外のおばあちゃんちに引っ越しました。
私のことを心配した両親には、ただ何も説明することなく「明日からおばあちゃんの家に住みたい」とだけ伝え、地元を離れたんです。
おばあちゃんの家に引っ越しても、あの日の夜の出来事は忘れられず、ふとした瞬間に思い出して急に泣いてしまったり、精神的に不安定な状態が続きました。
おばあちゃんもおじいちゃんも、そんな私を気に留めて何があったのか聞いてきましたが、とてもじゃないけどレイプされたなんてことは言えません。
友だちも信用できなくなってしまったので、誰にも何も言えなくて。
本当に辛い日が続きました。
そんなある日、生理が来ていないことに気づきました。
※この続きは明日公開します。
生理がきていないことに気付いた美絵子。まさか、あのときの……。いや、そんな最悪の展開などあっていいものなのか!? ……だが我々が予想した通り、物語は最悪の方向へと進んでいくのでした。
▼第一話をもう一度読む
【クズにも劣る鬼畜の諸行】 第一話 私は当時暴走族だったアイツらを一生許さない‼︎ 【投稿!】
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投稿:赤羽美絵子さん(仮名)
編集:i-Q JAPAN