現在、継続して開催されている旧車會イベントは3つ。
日本最大のイベント『旧極』に、東北の『NM5』、そしてドレコン的な感覚で参加を楽しむ『旧栃』だ。
このうち、『旧極』と『NM5』は年内の開催中止を決定。イベントの規模や開催時期を考えると、これは当然すぎる決断だろう。
そして残る『旧栃』はどのような判断を下すのか。業界内外から耳目が集まっていた。
主催者側も、世間の動向をつぶさに眺め、熟考に熟考を重ねた末に、ひとつの結論に至った。
旧栃2020開催!
そう、旧栃はイベント開催の道を選んだのだ!
開催に向けて、後押しとなった要因はいくつかある。
ひとつが、ここに来て東京都などの大都市圏でも緊急事態宣言が解除されるなど、コロナ禍が落ち着き始めていること。
さらには屋外イベントであり、地域住民から隔離された場所にあること。
そしてもうひとつ。
会場のサーキットコースが舗装されたこと。
これは開催を決断した、大きなポイントになったのではないか。
開催場所のサンライズサーキットに元々あったダートトライアル用のコースが整地され、全長1,1キロのオンロードのサーキットに。
参加する側にとっても、これは魅力的だ。
これまで『旧栃』は展示型のイベントとして機能してきた。走行タイムもあるにはあったが、走ることがメインではなかった。
それが、しっかりと走りを楽しめるイベントに“進化”したことで、イベントとしての質は格段に向上したのではないか。
詳細については、新しい情報があり次第、お伝えしたい。
開催要項はコチラ
執筆者:i-Q JAPAN編集部