日本ではゴールデンウィーク中の4月30日に、アメリカの食品医薬品局がメンソール煙草とフレーバー付き葉巻の国内販売を禁止する方針を発表した。
言い分としては、メンソール煙草を禁止することで92万3000人を禁煙させ、23万7000人の黒人を煙草が原因となる死亡から防ぐことができるから、だそうだ。
というのも、アメリカでは黒人の喫煙者のうち10代で70%、成人に至っては93%がメンソール派で白人の45%と比較すると、圧倒的に比率が高いという。
メンソールは普通の煙草に比べて不快感やのどへの刺激が少ないので入り口になりやすいから、未成年の喫煙を減らすための措置ということなのだ。
これがどうしてツーリング中の一服につながるかというと、「アメリカがセキをしたら日本が風邪をひく」と言われる日本とアメリカの関係にある。
アメリカでメンソール煙草の販売禁止という措置がとられると、日本もこれに追随する可能性が高い。そうなると、ツーリング中に「メンソールの煙草で一服…」という喫煙者にとっては至福のひと時が奪われてしまうことになる。
当然、たばこメーカーからの反発は必至で、そう簡単に法案が成立するとも考えにくいがメンソール派は覚悟を決めて置いた方がいいかもしれない。
ただ、メンソール煙草が禁止になる代わりに解禁されそうなものが・・・。
マリファナ!
健康への影響を考えると、煙草よりマリファナのほうが悪影響は少ないという判断で、アメリカでは合法的にマリファナは買えるけど煙草は買えない州もあるそうだ。
当然、アメリカは日本にとって最大の貿易国。アメリカ全土でマリファナが解禁されたら、煙草ではなくマリファナが輸入される日が来るかも。だとしても、ツーリング中のマリファナはお控えください!
執筆者:i-Q JAPAN編集部