我らがバッドボーイズ・佐田正樹兄ぃが25日、YouTubeチャンネル「SATAbuilder’s」を更新。以前の公開で岐阜まで買取に行ったZ750GPの新展開の模様が公開された!
そのZ750GPは、吉本の同僚で地元の先輩でもあるパンクブーブー・黒瀬純がずっと欲しがっていたバイク。佐田兄ぃの人脈をフルに駆使して探したところ、岐阜県に総走行距離1キロという、“旧車の新車”状態のZ750GPを発見!
現車確認に行ったところ、シートにビニールがかかった状態で、経年劣化もほぼ見られないという保存状態も最高!なバイク。M-1チャンピオンのトーク力を駆使して購入にこぎつけたものの、ここでまさかのトラブルが!
通関書類の期限切れ
国内からアメリカに渡った車両で、逆輸入した際に国内登録をしていなかったのだが、その後の期間延長手続きをしていなかったためにフレームの登録ができなくなっていた。
国内登録のあるフレームにパーツをすべて載せ替えれば乗ることはできるが・・・
と、ここまでが前回までの展開。
ただ、これだけの状態にあるパーツをすべて載せ替えるに値するフレームがあるか? という問題もあったが、フレームの提供者が見つかった!
しかも、この提供者が、実はZ750GPの現車確認をする前日に訪れていた中古パーツを扱う業者専門ショップの方。お宝レアパーツがゴロゴロ出てくるような在庫を抱えるショップなのだが、とにかく売ってくれない笑。佐田ビルダーズ・ファミリーが倉庫内から次々とお宝を発見して交渉を試みるも、交渉に応じてすらくれない笑。
そんなショップ・オーナーが自ら「うちにありますよ」と、在庫のZ750GPをバラして、フレームだけ提供してくれたのだった。
チャンネル視聴者からすると、それだけでもかなりの衝撃。
実走可能!
そしてここからが本題!笑
“いつものお店”コーストラインに到着したZ750GPの整備点検をおこなったところ、衝撃の事実が次々と発覚した。
まず、出荷状態のためバッテリーにコードが未接続だったこと。バッテリーも新品状態をキープしていたので、そのまま使用できるのだとか。
ということは、プラグも新品状態をキープ。一度も通電していない。
そしてガソリン未注入、オイルも必要最低限度しか入っていない状態。
おそらく市場に出てからは、一度もエンジンをかけていない。オーナーとなった黒瀬がはじめてのエンジンスタートを試みるが・・・。
ということで、ここから先は動画でご確認を!
車体番号の問題はあとから判明することが多くて、ある程度話が進んだところで浮上してくるのでガッカリ感も強くなる。i-Q JAPANでも過去に一度、車体番号問題でトラブった挙句、ネタが1本とんだことがあるので、他人事とは思えない。
そして毎回思うのは、佐田兄ぃの気遣いヤベェ!ということ。
今回も、マフラーに巻かれていた緩衝材を、他の人が(気遣いで)外そうとしたところ、佐田兄ぃがスッと制して「(オーナーになった黒田に)させてあげて」というのです。
“40年間保管されてきた旧車の新車”という希少価値を差し引いても、最初はすべてオーナーに、という気遣い。批判も多い暴走族だけど、厳しい上下関係を潜り抜けている人間は気配りが違う!
対人関係の所作だけでも見る価値のあるチャンネルなので、ご覧になっていない方は是非!