いつものようにネットを覗いてたら、なんかスゴいクルマが売りに出てたので報告するぞ。
ちなみに現時点でまだ販売中なので、記事を読んでピンときたらコチラに飛んでみてくれよな!
そのクルマとは……覆面パトカー仕様のスズキ キザシだ!
スズキ キザシとはどんなクルマ?
まず、キザシがどんなクルマか軽く紹介しよう。
キザシとはスズキが製造・発売していたセダンで、2009年10月から日本で発売が開始され2015年12月まで販売されていた。特徴としては、警察車両として少なからず導入された点が挙げられる。
日本の警察における捜査車両として導入が始まったのは2013年からだ。
このクラスとしてはスズキ初の導入となり、ファブリックシートに変更、フォグランプ非装備など市販車に比べ装備が異なるとか。また2014年には一部警察本部に黒白のパトカー仕様も配備されている。
パトカー仕様としての導入台数は908台で、これは日本国内におけるキザシの総登録台数の4分の1以上を占めるため「キザシを見たら覆面パトカーだと思え」とさえ言われることもあったらしい。
まあ、スズキと言えばバイクか軽自動車なので、あまり売れなかったってこともあるらしいけどな。
てなわけで、覆面パトカー仕様車の登場だ!
そんなキザシの覆面パトカー仕様車が売られている、となると注目せざるを得ない。
ただ最初に断っておくと、これは劇用車として使われたクルマなんだ。だからユーロアンテナや無線機などの装備はついてるもののダミーだし、フォグランプもコーナーセンサーもクルーズコントロールも撤去されている。
でもだからこそ、前述のパトカー仕様に寄せていることがわかる分、かなりの「本気度」が込められた1台と言えそうだ。
これが、フォグレス・センサーレス・クルコンレス・パドルシフトレス・日本アンテナ製のユーロアンテナや内装カスタムなど本気の劇用車向け捜査用覆面パトカー仕様のキザシだ!
パールホワイトのボディカラーにパートタイム4WD。フツーに乗る回す分にも遜色はないぞ。
リアのコーナーセンサーはなし。バックの際は注意が必要だ。
ホイールは純正18インチアルミで再塗装済み。フロントにもコーナーセンサーはなしだ。フォグランプがない点が覆面パトカーとしての「特徴」の一つ。
ルーフのユーロアンテナは日本アンテナ社製。でもあるのはアンテナだけで通信装置とは繋がってない。
標準品の革巻きハンドル、クルーズコントロール、パドルシフトは取り外してある。この「ホンモノ感」もたまらない!
windowsタブレット以外は、点灯するだけのダミー品。これはパッと見では見分けがつかないかも?
後部座席はどノーマルな感じ。真ん中に座れば気分はもう護送者そのもの?
ただひとつ気になるのは……こいつを運転中にホンモノの覆面パトカーに捕まったらどうなるの?ってこと。もしこいつを購入して実際に覆面パトカーに捕まったら、レポートお願いするぜ!
参考元:カーセンサー