東京都町田市で、無免許で危険な運転をして警察を挑発した少年8人が、警視庁に逮捕された。少年らは交番の近くにあった消火器を噴射するなどして警官を挑発。「マッポ鬼」と称してバイク4台にそれぞれ2人乗りし、横一列に並んで走行するなど危険な運転を繰り返したうえ、追跡してきたパトカーのボンネットを金属の棒で叩き壊すなどした疑いが持たれている。
・全国的に広がっている
昭和世代は知らない方もいそうなので(笑)、「マッポ鬼」と簡単に説明すると、自発的にパトカーとのチェイスを演出する“鬼ごっこ”のことを、現役世代の少年たちは「マッポ鬼」と呼んでいるのだ。
集団で走るだけでは刺激を得られなくなった少年たちが、さらなる刺激を求めて警官を挑発するのだという。
自分たちから突っ込んでいく場合もあれば、OBの先輩が悪ノリで警察署に電話を入れ、パトカーが到着してから集会がスタートすることもあると聞いたことがある。
・全盛期はまた別の呼び名が
昔の大所帯なら信号止めがいて、本隊がいて、“ケツ持ち”がいてという編成になるのだろうが、4~5台で走る分には、そうした編成もなにもないことがほとんど。集団で“ケツ持ち”だけをする感覚だろう。
・ネットの声
「ずいぶんとスリルのあることやってるなw」
「え、何が面白いのかわからない」
「こんな70年代の暴走族がしてそう なことを今でもやってるやついるんだなあ」
「捕まるのがダサい」
「ケツ持ちが一番楽しかった。あれはクセになる」
「元気があってよろしい、」
「世の中、こんな高校生ばかりだと愉しいんだが」
・どこか計算が狂った?
地方だと、逃走ルートの選択肢も多い。しかも地元を走るワケだから、そのルートの選択も精度は高いハズ。
ゲリラ的に行うことも可能なのだろうが、都心になればなるほど道路事情は悪くなる。今回、逮捕された少年たちも神奈川から遠征(!?)していたというから、こんなことを言ったら怒られるかもしれないが、計算が狂った部分もあったのだろうか?
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参照元:「マッポ鬼」繰り返しパトカー損壊した疑い、少年ら8人逮捕
執筆者:i-Q JAPAN編集部