マスクで顔を隠して、生まれ育った孤児院のために戦うプロレスラー、タイガーマスク。
そんなタイガーマスクに憧れて、素顔を隠して児童養護施設のために焼き芋を売る元暴走族の男がいるという。
男の名前はイモヒキマン。
サツマイモが刺さったトレードマークの覆面は、前面に焼き芋には欠かせない炎がデザインされている。この炎、なんとなくファイヤーパターンに見えないこともない!?
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10代後半で暴走族のメンバーとなったが、仲間たちと競い合うように、児童養護施設の玄関先などにパチンコの景品の菓子を置いて回った。
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というように、現役当時からタイガーマスクへの憧れは強かった模様。
今はシーズンオフだが、毎年9月から春先にかけて、横浜市の保土ヶ谷、西区、中区や、週末の横浜駅西口近辺で焼き芋を販売。
先日は売り上げの一部から、10万円を神奈川新聞厚生文化事業団に寄託した。
一躍、時の人となった元暴走族の焼き芋売り、イモヒキマン。どんな人か、どんなチームだったか気になるところではあるけど、正体不明が彼のルール。
ということで、神奈川方面の旧車會のみなさん、ツーリング中に焼き芋売りの軽トラックを見かけても、そっとしてあげてください。
執筆者:i-Q JAPAN編集部