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【新春特別企画】佐藤理人プレゼンツ!埼玉の喧嘩チームOBが当時の激戦を語る!!【暴走血風録】

2020/01/01

COLUMN

カルチャー

佐藤理人兄ぃがかつて所属していたチームでもある幸手櫻會のOBで、日ごろからi-Q JAPANにも多大な協力を頂いている大恩人の登場! これは必見です!


初めて交わした言葉で
先輩後輩の絆を実感?



理人 大変に恐縮ですが、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。

大野 五代目幸手櫻會特攻隊長の大野です。

理人 念のために説明しますが、自分にとってはチームの大大大先輩ですし、今でこそ親しくさせて頂いていますけど、当時は神様より上の存在だった方です。

大野 自分といくつくらい違うんだっけ?

理人 代でいうと九代違います。

大野 あのころで九代違うって、本当に天と地くらいの違いがあったもんな。

理人 大野さんに初めてお会いした日のことは今でも覚えていますよ。

大野 どんなだった?

理人 当時、”悪の巣窟”って呼ばれていた団地があったじゃないですか(笑)?

大野 あった(笑)。〇〇団地だろ?

理人 そこで・・・まだ自分が櫻會に入る直前だったんですけど、その団地で声をかけていただいたんです、「頑張れよ」と。

大野 これは自分もそうだったから言うんだけど、当時は先輩から声をかけてもらえるだけで嬉しかったよな。

理人 本当におっしゃる通りで、一発で心酔するだけの破壊力がありますよね。

大野 基本、怒られるか無理難題を押し付けられるかしかない存在じゃん、先輩って。

理人 そんなことはないです。

大野 そこは昔話だから、もう時効でいいよ。

理人 いや、それは本心ですけど、ただ厳しい時代ではありましたね。

大野 だろ? そのなかでひと言だけでも優しい言葉をかけられたら、自分の場合は嬉しくて仕方なかったよ。

理人 たしかに、今でも覚えてるくらいですから。自分もめちゃくちゃ嬉しかったんで。

大野 それだけ関係性も濃密だったんだよな。







当時どうしても聞けなかった
噂の真実を今ようやく……?



理人 こんな機会は滅多にないことですし、思い切って伺いますけど、大野さんが高校時代に、ユンボで校庭に穴を掘って気に入らない奴を埋めたって噂があるんですけど・・・コレは本当ですか?

大野 まさか、そんなことしないよ!

理人 そうですよね(笑)。

大野 穴を掘ったのは中学生時代だし、ユンボなんか使わないで、スコップで掘ったんだから。

理人 より際立ちますよね、ヤバさが(笑)。

大野 今だったら大問題だよ。

理人 えー・・・すみません、当時でも大問題です(笑)。

大野 だって首から上は土の上に出てたから息も吸えるし、絶対に”それ以上”はないじゃん。

理人 いやぁ、自分からはこれ以上突っ込めませんけど、ほかではあまり聞いたことがないですよ(笑)。

大野 よく言うじゃん、「てめぇ埋めるぞ!」とか。でも、この辺だと山もないし。じゃあ校庭の真ん中で、ってことになったんだよ(笑)。

理人 本当に先輩でよかったです。






‌少数精鋭の一本独鈷で
ケンカを繰り返した日々



理人 大野さんの時代で、櫻會は何人くらいいらしたんですか?

大野 25から30人くらいかな。だから走るときも単車はいいとこ25台くらいで、15台とか20台で走るのが普通だったよ。

理人 それでも、近隣のチームと手を組んだりされなかったんですよね。

大野 まわりの名が知れたチームと手を組んでも、そのチーム以上にはなれないじゃない。

理人 たしかに、そうですね。

大野 だからあの幸手櫻會は数が少ないけど、ケンカになったらヤバいって空気を作っておきたかったんだよね。

理人 そこまで考えてたんですか!

大野 考えてたよ。当時の情報源って口コミじゃん? その時に、できるだけインパクトが残るようにしたかったから。

理人 実際にケンカになることは、どのくらいありました?

大野 結構あったよ。こっちから行っちゃうから。ドコソコ高校に櫻會が出向くこともあったし、偉そうなことを言ってるチームがあったら、こっちから行くし。

理人 自分らの時代は、負けて帰ったら先輩のヤキが待ってるから絶対に負けられませんでした。

大野 それは俺らの代でも同じだね。本当に厳しかったから。




▲佐藤理人の暴走血風録 vol.2 Guest
【大野篤史】
埼玉県の暴走族・幸手櫻會の五代目特攻隊長。埼玉のケンカチームとして数多くのストーリーを生んできた。現在では旧車會チーム『二輪旧車愛好會櫻』を率いる會長でもある。キャスティングなどで多くの協力を頂いているi-Q JAPANにとっても大恩人。



▲総合プロデューサー
【佐藤理人】
不良のバイブル・チャンプロード誌では、旧車會のカリスマとのトークで熾烈(しれつ)な現役暴走族時代の生き様を探る『紫色の時代(むらさきのとき)』や、女旧車乗りにスポットを当てた『C.G.C.(チャンプロード・ガールズ・コレクション)』のプロデュースを担当。また、独自のコネクションでファッション業界や芸能界のビッグネームを度々誌面に登場させるなど、いち旧車乗りの枠に収まらない活躍を見せ続けた。このたび、当i-Q JAPANの総合プロデューサーに就任。その人脈を活かした活躍が期待される。



後編へ続く!


執筆者:i-Q JAPAN編集部

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