旧車會の方々にとっても、白バイの存在は馴染み深いものだろう。深夜が主戦場の現役当時に出くわすことは滅多になかっただろうが、むしろ旧車會になってからの方がお目にかかるケースは増えているのではないか。
とくに違反はしていなくても、やはり背後にピッタリ付けられるのは、あまりいい気持ちはしないものだ。
首都高パトロールより
そもそも排気量が違う、運転技術が違うということで、真後ろに張り付かれた時の緊張感はなかなかのもの。
ところがこの白バイとはまったく趣が違うバイクに「背後に張り付かれた」という読者の方から、こんなメッセージを頂戴した。
「この前、数台で首都高を走っていたら赤灯をつけたバイクに迫られて『え、なにかしたかな?』って思っていたら白バイじゃなくて黄色いバイクでした。あれは一体何だったんでしょうか?」
首都高パトロールより
赤の回転灯は、パトカーや白バイ、救急車など限られた公の車種にしか許されていないもの。ということは、やはりなにかの緊急対応を行うバイクなのか?
と思って調べてみたら、まさにそのとおり!
都内を中心とした首都高の管理を行う首都高パトロール株式会社のバイク部隊だった。
あの、高速道路を走っていると定期的に見かける、黄色いパトロールカーのバイク版だ。
首都高パトロールより
白バイとの違いは警察管理ではなく民間の会社が管理するパトロールバイクという点。赤灯のほかにサイレンや拡声器が取り付けられている。主にトンネル火災などの際に、車よりも早く現場に到着するための車両だった!
そして追尾を必要としていないので、大型の白バイとは違って400㏄のバイク『CB400 スーパーボルドール』が用いられている。
関東の方ならわかるだろうが山手トンネルから4号線に繋がる大橋ジャンクションにある基地をベースにしているとか。新幹線の「ドクターイエロー」のようなレアキャラなので、会えたら逆にラッキーかも。
\旧車會 族車バイク買取・高額査定ランキング/
「旧車會 族車バイクを高く売りたいけど、どこに売ればいいのか分からない!」とお悩みではないだろうか?
近年空前の旧車ブームにより、バイクそのものの価値が上がっているため、何も知らずに売却すると買い叩かれてしまう可能性がある。
そうならない為にも、長年旧車會や族車に携わってきたi-Q JAPANが旧車會 族車バイク買取・高額査定のおすすめランキングを紹介しよう!