国内で4発400㏄が大ブームを迎えた80年代、一方で峠を攻めている方に人気だったのがRZ250/350。軽くて取り回しが楽なバランスの良さと中低速のトルクの太さで大排気量のバイクを置き去りに、なんて話はイヤというほど聞かされているだろう。
もちろん、走り屋だけでなく暴走族界隈からも人気があったバイクで、当時から様々な仕様のバイクが雑誌の誌面にも登場していた。スタイリッシュで軽くて速い、という稀有な存在で、最近は旧車會でも人気が上昇中。
サーキットイベントでも見かけることが増えたRZをピックアップしてみた！
白とブルーの、ヤマハらしい色合いながらラメやグラデーションなど工夫を利かせたデザインが秀逸！ サイドカバーの斜めのラインとケツ上げしたツッパリテールの下辺のラインが合っているのが美しい！
すみれ色、赤、黄色と強めな色が並んでいるけどポイントを絞って配色しているので、しっくりまとまって見える。水冷マシン、RZらしくオイルクーラーの脇に「RZ」の型抜きが入っているのもまたカッコいい！
純正Ⅱ型の、ゴールドのラインが入った黒×赤のカラーに合わせて全体をコーディネイト。ヤマハのロゴをあしらったクラッチカバーや年季を感じさせるマフラーなどカスタムパーツもシブい！
純正白✕青の外装を活かしながら、どっかん風防にアップハン、立派な三段シートという旧車然としたスタイルにセブンスターのキャストホイール、集合チャンバーといったパーツとの組み合わせも重厚感あり！
ローレルウインカー装着のデュアルハーフカウルにBEETのフェンダー＆アルフィンカバーと、セブンスターキャストホイールといった大人な部分と竹やり＆拡声器というヤンチャな部分のバランスがお見事！
純正に寄せたブルメタ✕赤にゴールドラインの外装もさることながら。シャークエアロのフェンダーやセブンスターのキャストホイール、フローティングディスクにブレンボのキャリパーなど大人なセンスと竹やりのゴツさがヤバい！
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