旧車會や暴走族関係者ならバイクのことを「単車」と呼ぶんじゃないだろうか?
そもそも「なぜ旧車會業界ではバイクを単車と呼ぶのか」と、いうことも気になるが、今回は「単車」という言葉の本当の意味を伝えていきたい。
日頃からバイクを「単車」と呼んでる若い人たちは、豆知識として覚えておいたらいいかも!
「単車」というワードについてよく考えると、車輪が二つあるのになぜ「単車」なんだろう、という疑問にぶつかる。
そりゃそうだ。単車の"単"というのは「単独」とか「単発」とか、どれも大体ひとつのもののことを指すのだから。
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ではなぜ「単車」と呼ぶのだろう……。
実はそこに、この乗り物が関係しているのだ!
乗り物ニュース
「サイドカー」!!!!
「単車」という言葉が生まれたのは第二次世界大戦後。
上記のスタイルのバイクを「サイドカー」と呼んでいて写真左側を「単車」、右側を「側車」と呼んでいた。
つまりその二つを切り離したのちに、みんなが知ってるあの形が「単車」と呼ばれることとなったそうだ!
ただ、ほかにも色んな説があるらしく当時は「単気筒エンジンだから単車」や「エンジン音がタンタン……という音だったから単車」という話もある。
さすがに後者は信ぴょう性が薄いらしい(笑)。
いかがだっただろうか。普段みんなが何気なく言っている「単車乗りたいわー」「単車で行くわ」の「単車」という言葉にはこんな歴史があったのだ。
若手単車乗りの9割が知らない、ってのは真実か分からないけど、意外と知ってる人は少ないと思うぞ。
「バイク」と呼ぶのもいいけど、旧車會業界ではやっぱり「単車」がしっくりくる。 これからもこの歴史を守り続けていこうZE!!
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執筆者:i-Q JAPAN編集部