手塩にかけて、我が子のように育てたバイクを盗難されたサンパチ乗りの行動がyahooニュースなどのメディアにも取り上げられるなど、全国的な話題になっている。
GT380が盗難に遭ったのは神奈川県相模原市。このサンパチのオーナー、ゆはらたつやさんが自身のXに、以下のような投稿を行ったところ、全国から多数の賛同を得た。
懸賞金
100万出しますどんな手を使っても構いません
自分のサンパチが手元に帰って来たら
その持って来てくれた1人にお金渡します
複数人で協力したなら振り分けてください神奈川県伊勢原市からです
3/12〜3/13で盗まれました伊勢原警察には被害届は出してます#gt380 #盗難 #返してください pic.twitter.com/wb0WvkrWYX
— ゆはら たつや (@64YuPaLa) April 3, 2024
こちらの投稿は瞬く間に拡散され、すでに1万件以上がリポストされている。
情報提供者には謝礼が払われることはあっても、100万円もの高額な懸賞金が用意されるのは稀。しかも、それがバイクの窃盗犯本人であっても支払う、といっているのだ。
いってみれば誘拐犯に身代金を払うのと同じことで、犯罪抑止の観点からすると決して褒められた行動ではないのかもしれない。
ただ、こうした窃盗犯の逮捕に警察が積極的に動くことはなく、時間が経てば経つほど解決(=バイクの取り戻し)は困難になる。本人にとってはバイクが戻ってくることが最優先。それほどまでに愛情を注いでいたということだろう。刑事事件としての解決が難しいのであれば、自分の身は自分で守るしかないのだ。
実際、窃盗にあったサンパチを見てみるとセブンスターにトレンチカットの入ったダブルディスク、白のチョビサンにスガヤび集合チャンバー、キジマのサイドカバーなどなど、自身の好みでカスタムしたサンパチ愛が伝わってくる。
それだけに、こちらのバイクが本人の手に戻ってほしいと思う同好の士も多く、賞金に関係なく協力したい、という声が全国各地から集まっているようだ。
特徴は画像の純正B3外装に赤のマルゾッキサスが装着されていること。盗難に遭う直前に装着したもので、バイク好きならパッと見でも気付くはずだ。
こちらのニュースをご覧になられた方にも事案の解決にひと役買って頂けたら幸いだ。
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