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【CBR400F】夜の闇にパープルが映えるCBRのカラーリングがかっこよすぎた!【旧車會】

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昭和の不良少年たちは、紫を好んだ。

貴族の時代には高貴な身分の人間しか身につけられない色だから、と言われることもあるが、勉強嫌いな昭和の不良少年たちが平安貴族の身分制度に興味があったとは考えにくく、この「高貴な色だから説」は推しにくい
 
 
 
 
3本巻きのデザインがかっこいいCBR400F
ではなぜ共通認識として全国的に紫が好まれたのか。断言はできないが、ひとつは原色以外で目立つ色だということ、もうひとつは「夜に映える色」だからではないだろうか。

不良少年、特に暴走族の活動時間帯は主に夜。それも深夜。明け方には空全体が紫に染まることもあるくらいで親和性もある。セクシーと評される色みでもあり、大人を感じさせる要素もあるのだろう。
 
 
 
 

こちらのCBRは、全身に夜の空気をまとったカラーリングが目を引く。ベースは銀ラメで、キャンディーブラックをハンドル側から、逆にテール側からも中心に向けてグラデーションがかかっている。このグラデーションが絶妙で、完全なラメベースになっていないのが洒落ている。
 
 
 
 

そのグラデーションの上に乗っているのがキャンディーパープルの3本巻き。黄色のライン側から内側に向けて、こちらもグラデーションを効かせている。この黄色のラインは反射を用いているので夜のライトでも個性を発揮する
 
 
 
 

フロントカウルはハーフのデュアル。シビエのヘッドライトはレアなライトカバーも装着されているレーシーな仕様に。

ラインに合わせてホンダロゴのウイングマークやBEETのロゴも黄色で塗装。紫に黄色は映える組み合わせだ。
 
 
 
 

マフラーはプリティーレーシングのガニマタブレット管。耐熱塗装の焼け具合がバイクの歴史を物語っているよう。三段シートにも同じ赤のパイピングを加えていて、見せ方も上手い。


■チーム名:ヨルセン
■オーナー:ニシ
■ひとこと:自慢のおなか!!

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