2022年4月、千葉県銚子市の国道で、約4.5kmにわたって蛇行運転や信号無視、パトカーを挑発しながら走るなどの集団暴走行為を繰り返した疑いで、バイク3台に分乗した少年5人が検挙・書類送検された。
少年たちは千葉県銚子市や茨城県鳥栖市などで、度々こうした暴走行為を行っていた。
また、少年たちはこうした暴走行為の際に警察と遭遇すると、パトカーの前に出て蛇行運転を繰り返すなどの挑発的な走行を行っていた。
仲間内ではこうした行為を「マッポゲーム」と称し、繰り返し行っていたそうだ。
警察の調べに対して「今が楽しければいいと思っていた」と語るなど、5人のうち4人は容疑を認めていて、1人が容疑を否認している。
という報道は、ここ1~2日のネットニュースでだいぶ騒がれていたので、ご存知の方も多いだろう。
とはいえ、走っていたのはスクーター3台。暴走行為は行っていたが、暴走族と呼ぶには微妙なところもあったので、敢えて記事にはしなかった。
しかし、その後の続報で気になるコメントが入ってた。
彼らの行動の先には、とある名門暴走族の復活を目指す動きがあった!
その暴走族とは、
【䥝】!
そう、“みなごろし”だ。
極悪と並ぶ、暴走族のチーム名が縦文字化していった時代の象徴的な存在で、その名に違わぬ硬派な喧嘩チームとして知られていた。
元々は東京連合にも加盟していた東京・下町のチームだったが、時代が下るにつれて千葉・茨城方面でもチームとして存在していたので、そのブランド力を令和の少年が認識していたとしても、さほど不思議はない。
この䥝を復活させたいと、少年たちは日々暴走行為を繰り返していたようだ。
おそらく昭和の暴走族OBは「あっぱれ!」と思うだろう。ただ、昭和の時代と違って令和は圧倒的に逮捕されやすい環境にある。今回も、2022年4月の暴走が約半年後には逮捕に至っている。
志は尊重したいが、その道はむしろ昭和の時代よりも厳しいだろう。
今後は法の裁きも待ち構えている。外界との隔たりがある場所で修業を積む必要が生じる可能性もあるが、しっかりと罪の償いを果たしてその後の人生の糧としてほしいものだ。
参照元:FNNプライムオンンライン