バイクに乗ってると、いろいろと感じたり考えることがあると思う。
例えば「このバイク、どうしてこんなに調子がいいんだろう？」とか、「昔のバイクってこんな感じだったっけ？」とか。
そんなことを最近、仲間と話していて、キャブ車とインジェクション車の違いについて少し議論になったんだ。正直言うと、俺も最初はよく分かってなかった。だからちょっと調べてみたんだけど、これがまた興味深い話だったんだよね。
この記事では、その辺を3分ぐらいで読める内容でまとめてみようと思う。
キャブ車って何だ？
まずはキャブ車の説明から。
キャブ車っていうのは、キャブレターという装置を使ってガソリンと空気を混ぜてエンジンに送り込むタイプのバイクのことだ。キャブレターは、基本的には真空状態を利用してガソリンを吸い上げ、それを空気と混ぜてエンジン内で燃焼させる仕組みになっている。これがまた昔のバイクらしいメカニカルな感じがあって、旧車好きにはたまらない魅力のひとつなんだよな。
キャブ車の特徴としては、自分で調整ができるという点がある。例えば、キャブのジェットニードルやメインジェットを変えることで、燃調を細かく調整できる。これがバイクを自分好みにカスタマイズする楽しみに繋がるってワケ。
俺たちみたいな旧車好きはこの手の「いじり」が大好きだったりするから、キャブ車の方が馴染みが深いヤツも多いんだと思う。
インジェクション車って何だ？
さて、次にインジェクション車についての説明。
インジェクション車は、燃料噴射装置（インジェクター）を使ってガソリンをエンジンに供給するタイプのバイクだ。こっちはコンピューター制御で、エンジンの状態や外気温、空気の密度なんかをセンサーで感知して、最適な燃料量をエンジンに送り込む仕組みになっている。
このインジェクション車は、何と言っても燃費がいいし、環境にも優しいっていうのが特徴だ。
しかも暑さ寒さに左右されることがないから、エンジンの始動もキャブ車に比べてスムーズで、特に寒い日なんかはその差が顕著に出るんだよね。いちいちチョークを動かしたりしなくて済むから。でも、その反面、自分でいじることができないっていうのがちょっと寂しいところでもある。しかも制御コンピューターがイカれたら、もうお手上げなんだよね。
キャブ車の魅力
キャブ車の魅力って、やっぱりその「いじれる」っていう点だろうな。
例えば、調子が悪いときに自分でキャブを掃除したり、燃調を合わせたりして直す。そういう作業をしていると、自分のバイクがどんどん自分のものになっていく感じがするんだ。
キャブ車っていうのは、そういう「手がかかるけど、手がかかる分だけ愛着が湧く」っていう存在なんだよな。出来が悪い子ほどカワイイってヤツ？
それに、キャブ車の音も魅力のひとつだ。あの独特の「カブカブ」した音が好きで、キャブ車に乗り続けるヤツも多いんじゃないか？ 俺も昔乗ってた歴代旧車バイクの音が忘れられないんだよね〜。
インジェクション車の魅力
じゃあ、インジェクション車にはどんな魅力があるのかっていうと、やっぱり「手軽さ」かな。
キャブ車みたいにいちいち調整しなくても全部コンピューター任せ、いつでもエンジンが快調に動くっていうのは大きなメリットだ。それに、燃費がいいっていうのも今の時代には大事なポイントだろう。
また、インジェクション車は環境にも優しい。マジメな話、排ガスの規制がどんどん厳しくなる中で、インジェクション車じゃないとクリアできないっていう現実もあるんだ。そのせいで原チャリがなくなっちゃったしね。
まとめ：キャブ車とインジェクション車、どっちがいい？
結局、キャブ車とインジェクション車、どっちがいいかって話になると、これはもう完全に好みの問題だと思う。
キャブ車は、いじれる楽しさがあって、旧車好きにとっては手がかかる分だけ愛着が湧く存在だ。一方で、インジェクション車は手軽さや燃費の良さ、環境への配慮など、現代のバイクに求められる要素を持っている。
俺たちがどちらを選ぶかは、バイクに何を求めるかによって変わるんじゃないかな。どっちにしても、バイクは乗ってなんぼだ。自分に合ったバイクを選んで、楽しいバイクライフを送るとしよう。
まぁこんな感じで俺なりにまとめてみたけど、キャブ車とインジェクション車の違いをちょっとでも分かってもらえたら嬉しい。俺も調べてみて、改めてバイクって奥が深いなぁって思ったよ。次は、また違うテーマを探してみるぜ！