バイクで風を感じて走るのって、たまらんよなぁ。
夜の街を走り抜けるあの高揚感や、週末にみんなで駆ける時の連帯感。これが「ヤンキーやってる醍醐味」だと言っても過言じゃない。
しかし、ちょっと待ってくれ。「安全装備」ってみんな着けてるか?
こんなこと言うと、どこか他人事みたいな気がするかもしれねーけど、実は胸部プロテクターの重要性を聞いてびっくりしたんだよね。
まさかここまで効果があるとは……って感じでさ。これからも長くこの走りを存分に楽しむため、やっぱり守るとこは守っとかないとなぁって思ったワケよ。
胸部プロテクターってなにがすごいんだ?
んで、胸部プロテクターの話になるんだけどさ。
そもそも「胸部プロテクター」っていうと、バイクを始めたばかりの初心者がつけるもの、なんて思うかもだけど、どうやら俺たちの命を守ってくれる頼もしいヤツらしい。
調べてみたら、胸に装備しているだけで、衝突や転倒時の致命的なダメージをぐっと減らしてくれるんだと。胸部っていえば肺とか心臓とか、止まってもらっちゃ困る大事な臓器が集まってる場所だから、一発くらったら大変なことになる。
バイクに乗る以上、頭を守ると同時に、胸の安全確保もかなり超重要ってワケだな。
実際のデータからわかる、プロテクターの効果
「まぁなんとなくわかるけど、本当に効果あるの?」
そう思って調べてみたら、データ的にも胸部プロテクターの有効性は証明されてるみたいだ。
なんと、バイク事故による死亡原因の約4割が「胸部へのダメージ」だとか。しかもこれ、プロテクターをしていたら相当減らせる可能性があるらしい。
「死者・重傷者については、胸部は頭部の約1.6倍だった」
「バイク事故による死者数の損傷部位は近い将来、胸部が頭部を上回る可能性があると予測する」
「死者割合において、着用により危険認知速度40km/h以下で着用の効果が見られる。重傷者割合においても、危険認知速度40km/h以下で着用の効果が見られる」
「出会頭事故で胸部損傷している原付1種の死者数は、全体の98%が危険認知速度40km/h以下で発生している。重傷事故では97.1%を占め、ここに含まれた運転者が胸部プロテクターを装着することで、死者及び重傷者の削減の可能性が示唆される」
「バイク死亡・重傷事故は、バイクの前面で衝突することが多い。その場合、肋骨が折れて肺に突き刺さり呼吸困難に陥るなど二次的な要因で死に至ることが多く、胸部プロテクターの装着で、まずはそれを防ぐことができる」
「胸部プロテクターの着用率は少なく、着用率の向上で、死者と重傷者の削減の可能性は高い。万が一の事故に備えて、ちょい乗り時にも胸部プロテクターの着用を推奨したい」
まあ、いろいろ小難しい話が並んだけど、要は「胸部プロテクター装備してるだけで命が助かる確率がグッと上がる」ってことなんだな。これ、知らずにスルーするのはもったいなさすぎる!
軽くて動きやすい、最新のプロテクター事情
「でも、重たいものつけてたら走りにくいだろ?」って思うかもしれない。でも今のプロテクターは軽くて動きやすいものが多いんだよな。最近のやつは、まるでTシャツの下に仕込んでもバレないぐらい薄くて軽い。見た目を気にするオシャレヤンキーにとっても心配無用だ。
特に、デイトナが発売しているSAS-TEC® 胸部プロテクター。こいつはすげぇぞ。普段は柔らかいが、強い衝撃を受けると瞬間的にハードプロテクターのような硬い感触になり、高い衝撃吸収性能を発揮するってやつなんだ。
軽いし、普段は柔らかくてもイザという時しっかり守ってくれるなら、つけない理由はないだろうって感じだ。
事故なんて避けられない?いや、できることはあるんだぜ
俺たちがどれだけ気をつけても、事故って避けられないものなんだよな。
でも、「やるべきことはやった」と言える装備をしておくことが大事。胸部プロテクターなら、簡単に装備できて確実に命を守れるわけだし、「万が一」を考えると、こいつに頼らない手はない。
まぁ「やらぬ後悔より、やる後悔」ってヤツよ。俺たちの生き様にも合ってるだろ?
まとめ:やんちゃもいいけど、守るとこは守ろうぜ!
結局のところ、バイクに乗る楽しさって、無事に帰ってこれて初めて意味があるんだよなー。
ヤンキー文化の象徴でもある「顧みずなトコ」も大事だけど、守れる部分はしっかり守ってこそ、本物のバイク乗りってもんだろ。
胸部プロテクター、つけるのは簡単だし、軽くて目立たないなら試してみる価値アリだぜ。バイクでやんちゃするのもいいけど、こういう装備で守るべきところは守っておこうぜ!
● 参考:株式会社デイトナ